テージH2に続くコラボ第2弾はカフェスタイル
テージH2の登場で沸きに沸いたEICMAですが、そんなビモータ×カワサキのコラボプロジェクトの第2弾が、このKB4。車名の通り、カワサキのエンジンを積むビモータの4機種目、という意味になります。テージは別のシリーズなので含まれないわけですね。
そんなKB4は、現車はまだ登場していないのですが、先にイメージスケッチが公開されています。このスケッチを見ると、丸目ヘッドライトとロケットカウルを備えた、カフェレーサーテイストのデザインであることがうかがえます。
エンジンはカワサキが専用ユニットを供給するわけですが、スケッチから見ると、そのパワーユニットはこのニンジャ1000の1043ccユニットのようです。ちょうど今回ニンジャ1000は新型が発表され、電子制御デバイスが進化したばかりですので、非常に楽しみですね。
「KB」って何? という方必見!ビモータ「KB」シリーズ一覧
KB4、といきなり言われてもピンとこない方もいると思いますので、ここで過去のビモータ「KB」シリーズを振り返ってみましょう。
KB1(1978)
Z1000の空冷エンジンをオリジナルのフレームに搭載する、カワサキエンジン搭載第一号モデル。後期型はZ1000MKIIのユニットに変更。84HP/7950rpm。
KB2(1981)
オリジナルのトラスフレームにミドルZのエンジンを搭載したモデル。搭載されるエンジンはZ600、550、500、400と多彩で、写真の「レーザーTT」は593ccユニットを搭載。65HP/10500rpm。
KB3(1983)
第一期の「KB」シリーズ最後のモデル。Z1000J用の998ccユニットを搭載。アルミのピボットプレートとトラス構造のパイプフレームを組み合わせた、独自の構造が特徴。103HP/9400rpm。
ビモータの今後の展開から目が離せない!
カワサキの支援を得て、最先端のテクノロジーを手に入れた新生ビモータ。ここから始まる快進撃に大きく期待したいところ。これからの展開が楽しみですね!