1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハドラッグスター1996 年2 月
XV400ビラーゴの後継として誕生したドラッグスター。ビラーゴベースの70度Vツインは、パルス感を強調するべく全面的に見直され、充分なパワーはもちろん、魅力的なサウンドと鼓動感も持つ。低く構えた流麗なデザイン、アメリカン離れした優れたハンドリングもチャームポイントだ。
スズキRGV-Γ250SP 1996 年2 月
V型エンジンを積んだ250Γの第2世代モデル。新開発の2スト70度Vツインエンジンを新たに採用し、フレームやカウルをはじめ車体も一新。ミッションもカセット式とされるなど、よりレーサー的になった。また、2ストレプリカでは珍しいセルスターターも標準装備されている。
カワサキ バルカン800/クラシック 1995 年12月
バルカンシリーズのミドルモデルとなる800。アイドリングでも発進できてしまうトルクと強力な加速感を実現。クラシックも同時にデビューした。
カワサキ バルカン1500/クラシック 1996 年
当時、量産車世界最大の排気量を誇ったVN15をベースにクラシカルなスタイリングを纏ったシリーズの旗艦。11kg-mという怒涛のトルクを生み出す。
カワサキ ZX-7R/RR 1996 年
フレームとスイングアームが精悍なブラックカラーになり(北米仕様はシルバー)、新しいグラフィックとなったライムグリーン、レッド、シルバーに変更。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)