1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダCB1300 スーパーフォア1998 年3 月
X-4用水冷DOHCフォアをベースとしたエンジンを載せた、1000SFの後継モデル。NKの同クラスで最大の排気量となったBIG-1はFフォークのφ径を2mmアップ、リアサスには市販車で初のダブルプロリンクを装備。フロントブレーキにはφ310mmのダブルディスクに、これもホンダ市販車初の対向6ポットキャリパーを組み合わせている。
ヤマハXJR1300 1998 年3 月
1200をベースにシリンダーのボアを2mm拡大、排気量を1188ccから1250ccとしてビッグネイキッドの頂上決戦に挑んだモデル。シリンダーをセラミックコンポジットのメッキ処理によるスリーブレスとして、冷却効果のアップと軽量化を両立。鍛造ピストン、浸炭コンロッドなどの採用で出力も向上。
カワサキ ゼファーχ 1998 年2月
カラーリングはゴールドと黒ライン入りレッドが登場。継続の黒と合わせて3色となった。
カワサキ ZRX/Ⅱ 1998 年2月
ライムグリーンを加えると同時に、K-TRICキャブとサイレンサー別体式マフラーで給排気系を改良。足まわりにはクラス初の6ポットキャリパーを装着した。
スズキ マローダー250/125 1998 年 3月
スズキとしてはGSX250L以来の250アメリカン。F16・R15インチに前後ディープフェンダーのクラシカルデザインを採用エンジンはボルティー系のOHC4バルブ単気筒だ。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)