1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハRZ50 1998 年6 月
RZの車名が久しぶりに復活。TZR50用のセル付き水冷2ストシングルを、DT50ベースのフレームに搭載。前後スポークホイール、モノクロスサス、ロングタンク、ストッパー付きシートで、見事に70年代風なロードスポーツスタイルに変身させたモデル。
ホンダ CL400 1998 年 9月
輸出用エンデューロモデルのXR400Rをベースにした空冷4バルブシングルを、60年代風なストリートスクランブラースタイルに仕上げた個性的クラシック・シングルスポーツ。左右に振り分けたセミアップマフラー、オートデコンプキック始動が特徴。
ヤマハ YZF-R7 1999 年
スーパーバイクレース参戦のためのホモロゲーションモデルで、全世界で500台の限定販売となったプレミアムモデル。チタンコンロッドを組み込んだエンジンや、YZR500譲りのデルタボックスIIフレームなどを採用する。
ホンダ ジュリオ 1998 年7月
丸みを持たせた四角いフォルムが特徴の小柄なシティコミューターで、ツートーンを基調としたボディカラーが魅力。ロックイン機構も標準装備される。
カワサキ ゼファーχ 1998 年7月
赤に代わって濃紺が登場。イグニッションキーも盗難防止型を採用。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)