1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハYZF-R1 2002 年
98年の初代から数えて3代目となる02年型。エンジンへの燃料供給をキャブレターからサクションバルブ付きフューエルインジェクションに変更、さらに2軸式EXUPも採用しエンジンはさらに強力に。フレームの剛性バランス改善、Fフォークの大径化、スイングアームの変更など、車体も大きく進歩した。
ヤマハ BT1100ブルドッグ 2002 年
ドラッグスター1100系の空冷Vツインエンジンを吸排気系の見直しでパワーアップしたものを、スチール製のツインチューブバックボーンフレームへ搭載したネイキッドスポーツ。生産はイタリアのベルガルダ・ヤマハが担当しているだけに、イタリアンデザインが光る美しいスタイルも魅力。
カワサキ ZZR1200 2002 年
ロングセラーを続けた元祖メガスポーツ・ZZR1100の後継モデル。新設計のアルミペリメターフレームに、ZRX1200ベースの水冷直4エンジンを搭載。吸気系はCVKDφ40㎜キャブレター仕様で、ラムエア加圧時には最高出力163馬力をマーク、動力性能は一級品。カウルもさらに空力的に洗練された。
カワサキ ニンジャ ZX-12R 2002 年
前後サスペンション、フレームの剛性バランス変更、ラムエアダクト形状など、合計140ヵ所あまりにおよぶ大幅な改良を受け、完成度を一気に高めた。
カワサキ GPZ900R 2002 年
ブラックと、ライムグリーンの2色のラインアップに。型式はA15となっている。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)