※この記事は月刊オートバイ2018年12月号(別冊付録 RIDE)で掲載したものを加筆修正しております。
インスタ映えを探して
疾走りの目標にしていた場所では、誰もが愛車を写真に収めたくなるはず。
でも、それまでの通過する景色には、けっこう気付けなかったりする。実はその一つ一つが、大切な思い出になる可能性を秘めているのに。
そう考えるとツーリングの目的地なんて、この日本には無限大に存在しますよね。
「インスタ映え」って言葉が、辞書に載ってしまうかのような勢いで広がっている近頃。今回は、いつも以上に「映える」場所を紹介したくて疾走ってきました!
疾走ったのは、茨城県の大洗や水戸周辺のエリア。大洗近辺では定番スポットから、あまり知られていない静かな場所まで、様々な撮影スポットを巡りました。
ひたちなか市に鎮座する、酒列磯前神社。道路からヘルメット越しに、長く延びた参道が見えました。
参道の両脇から樹々が生い茂り、自然のトンネルを作り出しています。タイミングがよければ、この絶景を独り占めできるかも。
駐車場も広く、海辺の道に面して建っている神社なので、ライダーにはお勧めの一社です。
更にこちらの神職は、近くの宝くじ売り場で年末に、高額当選が出るようにと祈願されているそうです。
境内には高額当選した人がお礼にと奉納した亀の像があります。あやかろうと撫でた人が多かったのか、亀は心なしかピカピカでしたよ。
さて、実は今回から登場する装備があります。それはチャップス。ジーンズ等、いま穿いているパンツの上から装着する革パンのようなもの。
初めて知ったのはRIDE集会でのこと
恥ずかしながらRIDEに連載させていただくまでは、チャップスという呼び名を知りませんでした。もちろん見かけてはいましたが…。
RIDE集会へ参加してみると、その着用率の高さにビックリ。
ジーンズが好き、でも革パンの安心感が欲しい。という僕にはピッタリの代物で、浅草のカドヤ本店で新調しました。
これから、自分の身体の形に馴染んでいくのが楽しみで仕方ありませ〜ん!
KADOYA K'S LEATHER CHAPS-SFT:4万8600円
バイクに乗る時は革パンを穿きたいけれど、そのままの姿で神社へ参拝するのは少しスパルタンかな…。
でも、神社を参拝する時はライディングシューズから下駄に履き替えたいので、僕の旅のスタイルには、脱着できるチャップスがもってこいです。
家族連れで賑わう「ひたち海浜公園」では少し浮いていたかもしれませんが、早く革の「味」を出すためにチャップス姿で散策しました(笑)。