カワサキ Ninja H2 2015 年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒スーパーチャージャー●998cc●200PS/11000rpm●13.6kg-m/10500rpm●238kg●120/70ZR17・200/55ZR17●写真は輸出車
カワサキの技術の粋を集めたニンジャシリーズの最高峰。新設計の1000cc水冷直4を専用開発のスーパーチャージャーで過給するエンジンを搭載。ハイパワーに動じない安定性とシャープなハンドリングを両立するスチール製トレリスフレームは、ピポットレス構造も採用。スイングアームはカワサキ車初の片持ちタイプ。
ホンダ RC213V‐S 2015 年7月

●水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒●999cc●70PS/6000rpm●8.8kg-m/5000rpm●170kg●120/70ZR1 7・190/55ZR17●2190万円
MotoGPレーサー・ホンダRC213Vのストリートバージョンとして、2014年のEICMAで初公開。RC213Vの基本メカニズムを踏襲、保安部品こそ装着されているものの、カウルの形状やフレーム、スイングアーム、マフラーなど、RC213Vそのままで、その妥協のない造り込みはまさにMotoGPレプリカ。これまでのホンダ製スーパースポーツとは一線を画する特別な存在だ。
ヤマハ YZF-R1M 2015 年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●200PS/13500rpm●11.5kg-m/11500rpm●200kg●120/70ZR17・200/55ZR17●写真は輸出車
新型YZF-R1の上級モデル。サーキットでのライディングをより積極的に楽しむために開発されたYZF-R1Mには、専用のカーボン製カウルが装着されるだけでなく、オーリンズ製の電子制御サスペンションを標準装備。さらに内蔵のGPSシステムや6軸姿勢センサーで走行データ記録用のWi-Fiインターフェースまで搭載されている。
ヤマハ YZF-R1 2015 年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●200PS/13500rpm●11.5kg-m/11500rpm●199kg●120/70ZR1 7・190/55ZR17●写真は輸出車
6年ぶりにフルモデルチェンジ。新しいアルミ製デルタボックスフレームに搭載される新型エンジンは、大幅に軽量化しながら最高出力200PSを発揮し、マルチプレートスリッパークラッチも装備。市販二輪車で初搭載された6軸姿勢センサーは、トラクションコントロールやABSなどのデバイスを統合した「YRC」の制御などに活用される。
カワサキ Ninja H2R 2015 年7月

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒スーパーチャージャー●998cc●310PS(ラムエア加圧時:326PS)/14000rpm●16.8㎏-m/12500rpm●216kg●120/600R17・190/650R17●540万円
ニンジャH2をベースに開発された、クローズドコース専用モデル。最高出力は300PSで前後タイヤもレーシングスリックが装着される。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

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