レーシングマシンからフィードバックされたハーフカウルのストリートネイキッド
アプリリアのスーパースポーツ「RSV4」のストリートネイキッドバージョンである「トゥオーノ V4 1100 Factory」の2020年モデルが、3月20日（金）より受注を開始し、4月上旬より発売が開始されます。
「Tuono（トゥオーノ）」とは、イタリア語で「雷鳴」を意味し、ライダーのアドレナリンを沸き立たせる刺激的なモーターサイクルの1台として、アプリリアの人気モデルです。
トゥオーノは昨年のアップデートでセミアクティブ電子制御サスペンションを搭載しましたが、2020年モデルでは新たにアグレッシブなグラフィックを採用し、一部の外装にカーボンファイバー製のパーツを装備しました。
ハーフカウルやアップライトなハンドルやライディングポジションは、街乗りからツーリング、サーキット走行まで幅広く対応してくれるストリートネイキッドです。
Tuono V4 1100 Factory（2020）車両価格：209万円（税込）受注開始日：2020年3月20日 ボディーカラー：レーサー
ハーフカウルから覗くV4エンジンは最高出力で175馬力を発生します。アプリリアのMotoGPマシン“RS-GP”からフィードバックされたレーシングフレーム、オーリンズ社と共同開発した電子制御セミアクティブサスペンションなどが搭載されたハイスペックマシンです。
このセミアクティブサスペンションの特徴は、ハンドルのボタン操作で“セミアクティブモード”と“マニュアルモード”のが選択できるところでしょう。サスペンションのユニットに2つの動作モードを持つフォークとショックアブソーバーの基本設定を簡単にカスタマイズでき、必要に応じて切り替えることが可能です。
例えば、セミアクティブモードでは、3種類のマップが異なる設定でサスペンションを調整し、電子制御の介入度をそれぞれ選択できます。また、マニュアルモードでは、機械式サスペンションと同じような感覚で、サスペンションの動作設定を微調整することができます。
Tuono V4 1100 Factory（2020）車両価格：209万円（税込）受注開始日：2020年3月20日 ボディーカラー：レーサー
他にも、アプリリアの電子制御システム「APRC」には、トラクションコントロールやウイリーコントロール、クイックシフターやクルーズコントロールなど、ライディングをサポートしてくれる最新の電子制御システムが惜しみなく採用されています。
Tuono V4 1100 Factory（2020）
Tuono V4 1100 Factory（2020）車両価格：209万円（税込）受注開始日：2020年3月20日 ボディーカラー：レーサー
Tuono V4 1100 Factory（2020）SPEC
| 全長×全幅×全高 | 2070×ー×ーmm |
| ホイールベース | 1450mm |
| 最低地上高 | ー |
| シート高 | 825mm |
| 車両重量 | 209kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ65°V型4気筒 |
| 総排気量 | 1077cc |
| ボア×ストローク | 81×52.3mm |
| 圧縮比 | ー |
| 最高出力 | 129kW(175PS)/11000rpm |
| 最大トルク | 121N・m/9000rpm |
| 燃料タンク容量 | 18.5L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | ー |
| トレール量 | ー |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70 ZR17・200/55 ZR17 |
| ブレーキ形式（前・後） | ダブルディスク・シングルディスク |
| 車両価格（税込） | 209万円 |
タンク上部にはカーボンファイバー製のパーツが装着され、世界SBK選手権を含む54もの世界タイトルを獲得したエンブレムがデザインされています。
TFT液晶のカラーインターパネルは多機能なデジタルメーターで、多くの表示項目が瞬時に把握できるディスプレイになっています。また、アクセサリーとして利用可能な「V4-MP」は、Bluetoothを介して車両にスマートフォンを接続する「アプリリア・マルチメディア プラットフォーム」にも対応しています。
アプリリア「Tuono V4 1100 Factory」公式ホームページ
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