取材協力:金田康之さん(オーナー)/まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ編集部
セッティング作業進行でさらに面白みを増すDAEG
カワサキZRXシリーズのパーツの豊富さはエンジンにも車体まわり、足まわりにも、そしてメーターや外装といった部分にも及ぶ。その多くがボルトオンで使えるため、個人でのトライのしがいもあるし、他との差異を作りやすくもなってくる。金田さんのこのDAEGは、そんなZRXとパーツ群との関係を巧みに、かつ見事に体現した1台だ。
外から見える部分だけでもオーリンズRWUフォークやゲイルスピード鍛造ホイール。ケイファクトリー製ステムにGストライカー・スイングアームにアクティブサブフレーム、ブレンボラジアルマスター&キャリパー、前後重ねのナイトロレーシングビッグラジエーター&オイルクーラーといった部分が分かる。どれも効果ありの定番と言えるものばかり。
見えない部分はと言えば、タンクがビーター製アルミだったり、フロントフォークのインナースプリングが変わっていたり。燃料調整用サブコンのラピッドバイク+車載セットアップユニットの同マイチューニングバイクも搭載されている。これはヤマモトレーシング製φ46mmスロットルボディへの変更に合わせたものだとオーナー・金田さん。
「当初は地元のお店、栃木・宇都宮のヴァンサンクさんで形にしてもらいました。いろいろ換えていくのは面白くてやってたんですが、ちょっとフロントが切れ込んでくるようになって、それでスプリングを交換して対処しました。その後スロットルボディも思い切って換えたんですが、自分の思うような特性になるようにJAM(ラピッドバイク扱い元)さんで手を入れてもらってます」と、現在は煮詰めも進行中だ。
それにしてもマウントボルトの多くもチタン化するなど、パーツは数え切れないほど換えられていて、これもボルトオンでの究極……と思えるほどのまとまりを得ている。
Detailed Description 詳細説明
取材協力:金田康之さん(オーナー)/まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ編集部
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