新旧CBR250RRの徹底比較バトル、今回は装備編!
古さを感じさせない、4気筒CBRの充実装備
![画像: Honda CBR250RR(1990年) [全長×全幅×全高]1975×675×1080㎜ [ホイールベース]1345㎜ [シート高]735㎜ [最低地上高]130㎜ [車両重量]157㎏ [エンジン形式]水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 [総排気量]249㏄ [ボア×ストローク]48.5×33.8㎜ [圧縮比]11.5 [最高出力]45PS/15000rpm [最大トルク]2.5㎏-m/12000rpm [燃料供給方式]VP20キャブレター [燃料タンク容量]13L [キャスター角/トレール]24度/89㎜ [変速機形式]6速リターン [ブレーキ形式 前・後]ダブルディスク・ディスク [タイヤサイズ 前・後]110/70R17・140/60R17](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/03/24/9ca39805fdfb837374efd5609ed8348ea281d8d3_xlarge.jpg)
Honda CBR250RR(1990年)
[全長×全幅×全高]1975×675×1080㎜ [ホイールベース]1345㎜ [シート高]735㎜ [最低地上高]130㎜ [車両重量]157㎏ [エンジン形式]水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 [総排気量]249㏄ [ボア×ストローク]48.5×33.8㎜ [圧縮比]11.5 [最高出力]45PS/15000rpm [最大トルク]2.5㎏-m/12000rpm [燃料供給方式]VP20キャブレター [燃料タンク容量]13L [キャスター角/トレール]24度/89㎜ [変速機形式]6速リターン [ブレーキ形式 前・後]ダブルディスク・ディスク [タイヤサイズ 前・後]110/70R17・140/60R17
アルミツインスパーフレームにガルアーム、フロントダブルディスク、前後ラジアルタイヤ、4個並んだ直径48.5mmの小さなピストンと合計16本のバルブで2万回転近く回るエンジンと、今見ても古さがなく、機能美を感じさせるのが旧CBR250RR。バリバリのレーサーレプリカながら実際は街乗りもしやすく、足着きもいいため、エントリーユーザーや女性ライダーにも好評だった。
それにしてもこの内容で新車価格59万9000円は、物価を考えても安い。当時のバイクブームが薄利多売を可能にしたのだ。
![画像: Honda CBR250RR(2019年) [全長×全幅×全高]2065×725×1095㎜ [ホイールベース]1390㎜ [シート高]790㎜ [最低地上高]145㎜ [車両重量]165/167(ABS)㎏ [エンジン形式]水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 [総排気量]249㏄ [ボア×ストローク]62×41.3㎜ [圧縮比]11.5 [最高出力]38PS/12500rpm [最大トルク]2.3㎏-m/11000rpm [燃料供給方式]PGM-FI [燃料タンク容量]14L [キャスター角/トレール]24度30分/92㎜ [変速機形式]6速リターン [ブレーキ形式 前・後]ディスク・ディスク [タイヤサイズ 前・後]110/70R17・140/70R17](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/03/24/ae403886b6d5a5f5ebaf0bc30784b67652160abe_xlarge.jpg)
Honda CBR250RR(2019年)
[全長×全幅×全高]2065×725×1095㎜ [ホイールベース]1390㎜ [シート高]790㎜ [最低地上高]145㎜ [車両重量]165/167(ABS)㎏ [エンジン形式]水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 [総排気量]249㏄ [ボア×ストローク]62×41.3㎜ [圧縮比]11.5 [最高出力]38PS/12500rpm [最大トルク]2.3㎏-m/11000rpm [燃料供給方式]PGM-FI [燃料タンク容量]14L [キャスター角/トレール]24度30分/92㎜ [変速機形式]6速リターン [ブレーキ形式 前・後]ディスク・ディスク [タイヤサイズ 前・後]110/70R17・140/70R17
新CBR250RRはメインフレームこそスチール製だが、剛性バランスを最適化したトラス構造。φ37㎜の倒立フォーク、への字形状のアルミスイングアーム、大径ペータルディスクブレーキと、車体回りはライバル車とは別格の充実した構成となっている。
エンジンは完全新設計で、フリクション低減のためにアルミシリンダースリーブやピストンのモリブデンコーティングを採用したほか、クラス初のスロットル・バイ・ワイヤを装備。このクラスでは初の、スロットル操作に対するエンジンの反応を3種類に切り替えられるライディングモードも搭載している。2気筒だから4気筒より安く作れる、と考えるのは間違いだ。
複雑な構成のカウリング、フルLEDの灯火類にデジタルメーター、存在感のあるマフラーなど、外装や装備もコストを掛けた仕上がり。
ABSなしは税抜き73万円だが、この価格はインドネシア工場で生産し、世界中に輸出するグローバルモデルだから実現できたもの。旧CBRのような、国内生産の国内専用車なら相当高くなるかもしれない。僕は新CBRのコスト・パフォーマンスは高いと感じている。
ホンダ「CBR250RR」(2019年)の装備内容

独特なデザインのLEDヘッドライト。ライト裏にはエアインテークのダクトが備わる。国内仕様はウインカー別体式だ。

反転表示液晶を使ったデジタルメーターはバーグラフ式タコメーターを採用。

クラス初となるスロットル・バイ・ワイヤを採用。パワーモードも3種類備える。

前後端を絞り込んだデザインのシートは広い座面が特徴。クッションは薄めだ。

テールカウルは非常にコンパクト。タンデムシート下はETC車載器程度なら収容可能。
ホンダ「CBR250RR」(1990年)の装備内容

丸目2眼のヘッドライト。左右には冷えた空気をエアクリーナーに導く「ダイレクトエアインテーク」の開口部が見える。

スピードメーターを別体式としたレイアウト。当時のレーサーを想わせるデザインだ。

エンジン直上に大きなエアクリーナーをセットしているため、タンク容量は13L。

リアシートはヒンジを使った開閉式。テールカウル内の容量は5.5Lで実用性が高い。

タンデムステップは格納式で、1名乗車時はテールカウル下にたためる構造。
文:太田安治、月刊オートバイ編集部
写真:南 孝幸、松川 忍、島村栄二、BIKERS STATION(遊風社)