愛くるしいフロントマスクの印象は50のままで、灯火類をLED化。ライトボディやフェンダーはクロームメッキで仕上げる。
メーターは反転液晶に大きく速度をデジタル表示し、その上にバーグラフ式の燃料計をレイアウト。起動時の演出も凝ったものだ。
エンジンは空冷SOHC2バルブ単気筒(124cc)。ボア・ストロークは52.4×57.9㎜。ステップに乗せた足にエンジンが触れないよう、クランクケースにはメッキのリングガードを配した。
ショートマフラーや、スリットが入りメッキが施されたヒートガードも再現。エキパイは管長を稼ぐために車体底部を一周する。
スチール製フレームは、ヘッドパイプやエンジンハンガーなどはグロムベースだが、シートレールは専用設計。短いスイングアームを組み合わせ、ホイールベースはグロムより45㎜短縮。
ウイングマークのエンブレムが誇らしげに貼られた燃料タンクは、曲面を活かしつつ台形でまとめたZ50AやJの70年代風のシルエットだ。
フロントまわりはグロム譲り。φ31㎜倒立フォークにニッシン製片押し式2ポッドキャリパーとφ220㎜ディスクをセット、ABSは前輪のみ。
スケール比率、厚みや形状にもこだわったタックロールシート。白のパイピングや後端のHONDAロゴが、高い質感を感じさせる。サイドカバーには懐かしい「MONKEY」のロゴを踏襲している。
左サイドカバーを外すと書類や工具が収まるスペースが用意されている。
【最高速】HONDAモンキー125で梅本まどかが最高速チャレンジ!
文:太田安治、月刊オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔、赤松 孝、柴田直行、ホンダ/モデル:木川田ステラ、梅本まどか
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