まとめ:西野鉄兵
有線なら充電不要! イヤホンと同様にジャックをさすだけで音楽が聴ける
こんにちは、バイクに乗りながら音楽を聴くのがひとつの趣味になっているwebオートバイ編集部員・西野です。
さっそくご紹介します。僕が現在使っている音楽リスニング用アイテムはこちら!
デイトナ「HDS10 ヘルメットスピーカー」
ヘルメット内にスピーカーを貼り付けて、あとはスマホや音楽プレーヤーに有線でジャックをさすだけ!
以前は、Bluetoothインカムを使っていました。ただ、面倒くさがりで、せっかちな僕にはどうにも使いこなせませんでした。
インカムは充電しなきゃいけないし、Bluetoothはときどき途切れる。バイクに乗りながら電話をとることなんてほぼないし、仲間と走る機会もそんなにない。自分にとってはオーバースペックだったわけです。
何よりヘルメットにインカムを付けていると、ヘルメットの扱いが途端にわずらわしくなる……あくまでも僕個人の意見ですよ。
というわけで、最近はただスピーカーを貼り付けるだけのデイトナのヘルメットスピーカーを使っています。
音量は最初ちょっと物足りなく感じましたが、貼り付け位置とスペイサーの調整で充分なものに。音質もまずまず。飛び切りいい音ではないけれど、音割れもなく普通に聴けます。
イヤホンと違って、耳とヘルメットの間に隙間があるので安心です。その点は、一般的なバイク用Bluetoothインカムと同様ですね。
カナル型イヤホンが登場した時は驚きました。あれは、危険です。音楽を流していなくても外の音が聞こえませんからね。あと、普通のイヤホンをしてヘルメットをかぶると耳めっちゃ痛い……。
有線のヘルメットスピーカーにリモコンを装着し、より便利にする!
使っているうちに欲が出てきました。「再生・停止くらいはしたいなあ」「音量も変えられたらなあ」「曲送りもできたら最高なんだけど……」
というわけで、このデイトナのヘルメットスピーカーをカスタムすることに。
買ったのは、Amazonで「イヤホン リモコン アダプター」などと検索して出てきたこちら。
再生/停止、音量調整、曲送りもできる模様。で、届きました。
これをデイトナのヘルメットスピーカーに備わっていたケーブルと交換――しかし。
あれ?
あれれ?
ええええええ!!!
端子が両方「オス」!!!!!
何だ、これ……。使えない。
ほかの類似品も調べた結果、どうやらこのアイテムは両側オスのものばかりの模様。
しかしめげませんよ、再びAmazonへ。こんなアイテムが見つかりました。
両方の端子が「メス」のアダプター!
数日後、メス-メス アダプターが到着。果たして上手くいくのか!?
いざ、接続!
できたー! ちゃんと音が出た!!
再生/停止、音量調整、曲送りもできたー!!
これにて安全かつ快適な音楽リスニング・ライフを楽しめましたとさ、めでたしめでたし。
【ご注意】
このカスタムは、個人的には上手くいったのですが、周りの人のスマホで試した結果、中にはリモコンがうまく使えない機種もありました。たまたま僕と同じスマホ au「TORQUE G03」を使っている方なら大丈夫だとは思いますが。曲送り機能は、先に進むことはできたものの、後ろに戻ることはできません。
そこで、iPhoneユーザーの方も多いでしょうから、ほかにおすすめしたい製品があります。
ヘルメットメーカー〈ウインズジャパン〉の人気製品「サウンドテック」シリーズ
こちらも有線タイプ。ジャックをさすだけで、音楽が聴けるアイテムです。
シリーズはいろいろあるのですが、トップモデルの「サウンドテック エボリューション」は、はじめからケーブルにリモコンが備わっています。
Androidのスマホなら音量調整が可能。iPhoneなら、プラスして曲送りなどもできるそうです。
※一部の機器でボリュームコントローラーも動作しない場合があります。
ウインズのサウンドテック・シリーズにはこのほか、シンプルなヘルメットスピーカーをはじめ、音質のちがい、機能のちがいなど、仕様・価格の異なるモデルがさまざまラインナップされています。
あなたにぴったりのモデルが見つかるかもしれませんよ。ぜひ公式サイトでご覧ください。