伊藤真一さんがCB1000Rを2年ぶりに試乗! 前回の試乗時は非常に高評価でした。久々の乗車に印象は変わっているのか? あらためて最新のインプレッションを語ってくれました!
語り:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川忍/モデル:大関さおり

伊藤真一さんの欲しいバイク・ランキングで「CB1000R」は第何位に? 

CB1000Rのライバルは外国製ストリートファイター。リッターネイキッドにスーパースポーツの走りを実現

ホンダのリッタークラスのネイキッドには、このCB1000RのほかにCB1100系とCB1300系がありますけど、価格的には特別仕様である1300のSPを除けば、このCB1000Rが一番高額になります。

クオリティ的には、スーパースポーツと同等の仕上がりなCB1000Rですので、決して高額すぎるわけではないと思いますが、ライバルメーカーのネイキッドと比較すると高価、と受け取られてしまうと思います。一度乗ってみていただければ、CB1000Rの良さはわかってもらえると思いますが…。

画像1: 伊藤真一さんの欲しいバイク・ランキングで「CB1000R」は第何位に?

どちらかと言えば、CB1000Rはレトロ寄りデザインのリッターネイキッドというより、スーパースポーツのエンジンを使った外国製のストリートファイターが性能的に比較対象としては合っていると思います。CB1000Rの見た目からはそのキャラクターの魅力が、シンプルには伝わりにくいのかもしれませんね。

この連載の前々回の連載で乗った、アフリカツイン のアドベンチャースポーツが、個人的には今一番欲しいホンダ車のランキング1位になりましたけど、やっぱりCB1000Rも魅力的な1台に違いはないですね。

画像2: 伊藤真一さんの欲しいバイク・ランキングで「CB1000R」は第何位に?

CB1000Rのモノバックボーンフレームと、前後サスペンションの設定が生み出す、前後タイヤのグリップ感の良さ、そしてスピードレンジの高低問わずに常に感じることができる安定感の高さは素晴らしいです。

ABS付きの前後ブレーキのタッチと効き具合の良さ、またシフトの精度感ある操作フィールなどもCB1000Rの魅力です。スタイリングも、多くの人はネイキッドにはレトロデザインを求めるようですが、個人的にはCB1000Rのレトロすぎない形は格好良いと思います。

前後サスペンションにオーリンズを採用した、CB1300SPは残念ながら未だ乗ったことがないのですが、やっぱり今のところホンダのリッターネイキッドのなかで、個人的お気に入りを1台選ぶならばCB1000Rになりますね。皆さんも興味あると思いますので、なるべく早くCB1300SPをこの連載で取り上げて、どちらが一番になるのかを確認したいなと思います(笑)。

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