トライアンフ×007 英国を象徴するコラボレーションが実現
トライアンフが5月21日に発表した新型車が話題となっています!
2019年12月、トライアンフは「007」シリーズの製作会社であるイーオン・プロダクションズと新たにパートナーシップ契約を締結したことを発表。
合わせて、シリーズ最新作となる第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のダイナミックなアクションシーンでトライアンフのバイクが使用されていることを明らかにしました。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年11月20日(金)公開予定!
予告映像でもトライアンフの「スクランブラー1200」シリーズと思われる車両が爆走しています。
この新作007のジェームズ・ボンド役は、2006年公開の『007/カジノ・ロワイヤル』から主演を務めるダニエル・クレイグ。慰めの報酬、スカイフォール、スペクターと続き、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』となります。
個人的にはスカイフォールが大好き。いやしかし、どれも面白かったので、新作も楽しみです。
さて本題へ。トライアンフはイギリスのバイクメーカー。007の主人公であるジェームズ・ボンドは、イギリス秘密情報部 (MI6) の工作員ですよね。
つまり今回、英国を象徴するようなコラボとして、「スクランブラー1200 ボンド エディション」は誕生したわけです。
世界限定250台。このうち、日本では20台の販売が予定されています。メーカー希望小売価格は税込259万円と発表されました。発売時期は6月下旬の予定!
トライアンフ「スクランブラー1200 ボンド エディション」の特徴
このスペシャルな車両のベースとなったのは、2019年に日本でも販売開始された「スクランブラー1200 XE」。
水冷並列2気筒エンジンを搭載した本格派スクランブラーです。最高出力は90PS、最大トルクは110Nmを発揮。IMUや6種類のライディングモードを搭載するなど最新の電子制御システムを数多く搭載しています。
「スクランブラー1200 ボンド エディション」は、ブラックアウトされたボディで高級感満点の仕上がり。燃料タンクに配された大きなトライアンフ・ロゴが印象的。
車体の各所には「007」や「ジェームズ・ボンド」を表すイメージがあしらわれています。ファンにはたまりませんね。
ただ単に「ボンド・エディション」であることを示すだけでなく、装備もさまざまグレードアップ。細かなこだわりのドレスアップ・パーツも見逃せません。
全世界限定250台の車両にはいずれもシリアルナンバーが刻まれています。
また、オーナーとなる人には、トライアンフ本国のニック・ブロアCEOの直筆サイン入りシリアルナンバー証明書、プレミアムなリュックサックもプレゼントされるとのこと。
ベースモデルから比べるとお値段は53万円ほど高くなりますが、プレミアムな装備・仕様で、専用色、さらに「007」限定車であることを考えるとむしろ良心的な価格設定かもしれませんね。
日本ではわずか20台限定。このバイクを手にできた人は幸運でしょう。プレミアが付くことも期待できるかも?
まとめ:西野鉄兵
トライアンフ「スクランブラー1200 ボンド エディション」主なスペックと価格
シート高 | 870mm |
車両重量 | 227kg(乾燥重量:207kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 270°クランク |
総排気量 | 1200cc |
ボア×ストローク | 97.6×80mm |
最高出力 | 66kW(90PS)/7400rpm |
最大トルク | 110N・m/3950rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26.9゜ |
トレール量 | 129.2mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70 R17 |
ブレーキ形式(前・後) | 320mmダブルディスク・255mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 259万円(税込) |