あとは配線をつないで 取り回し。
あとは、フロントカメラ、GPSアンテナ、スイッチの取り付け位置を決めて、それにあわせて配線を取り回し。とはいえ、カブの場合、レッグシールドがあるから配線を放り込のに苦労しないのよね。
で、位置が決まったら本体にどんどん繋いでっちゃおう。くれぐれもつなぐ場所を間違えないように。とはいえ本体にちゃんと書いてあるのでよっぽど大丈夫。
しかも、まちがえそうなリアカメラは、ちゃんと接続部分にRって書いてある。親切。
で、つないだら保護チューブを中央にずらして保護するべし。
で、一通り配線繋いだらなるべくスマートになるようにタイラップでまとめていきます。こんな感じ。もっさりしてるけど、レッグシールドのおかげでこれくらいなら楽勝。単純な線なら切って短くしたいとこだけど、6ピン端子とかだし、触らぬ神に祟りなし。
意外と大事なスイッチを取り付けるのだ。
スイッチだけど、最初はてっきり緊急時録画用にしか使わないと思ってたんですよ。よーく見るとLEDが2個ついてて、状態表示のインジケーターになってるのね。
とりあえずシートの下のほうにペタリ。メインキーの下あたりにあった方が状態を常に確認できて便利かも。これもちょっと実走しつつ検討。ここまでくれば、場所を変えるのは割と簡単だし。
フロントカメラ、GPSユニット貼り付けはセンスの見せ所。
GPSユニットは天面が上に向いてないといけないということで、ハンドル天面にした。でもこれより良い場所があったら移設するかも。
ハンドルはなにぶん目立ちすぎるので、シートとリアキャリアとの間もオススメ。
取付位置を模索する際は、GPSアンテナが受信してるかを確認しつつ場所を考えるべし。
ちなみに、GPS受信の確認方法は簡単。
イグニッションをオンにしたあとに、スイッチのとこにあるLEDインジケーターが青点滅から青点灯になればOK。GPSゲットだぜ。赤になったらNG。
金属部品が被さる場所とかでなければ、結構いろんなところでいける気がする。
で、フロントカメラ。垂直に固定できるところがハンドル天面しかないのよね。しかしこれ以上ごちゃつくのは避けたい。横向きに付けれたら良いのになー、って説明書見直したらこんな一文が。
カメラ後部のTOPマーク(△)が上になるようにカメラを回転させ調整します。
なんだと。これ回るのか。だから丸いのか。すっげぇ。どこでも付けれるじゃん───。
というわけでもはやどこでも大丈夫。俺は自由だ。
で、つけてみたのがライトの横。せっかくだから斜めにつけてボトムズ風に。
リアカメラはステーを使うぜ。
リアカメラはシンプルにナンバーステーを活用することに。後続車から見てわかりやすい方が抑止力にもなるもんね。各社出てるけど、選んだのはコチラ。
深く考えずに買ってみたけどすごく良かった。原付ナンバーにも対応してるし、なにげに自由度が高いし、装着したらドラレコステーの存在がわからないくらいのスマートさ。あと安い。
カメラとドラレコステーとの固定にキャップボルト&ナットを使うんだけど、キャップボルトがカメラ基部固定ボルトと同じサイズなのよね。だからEDR-21G付属の六角棒レンチで締めれるのも嬉しい(ナットはモンキーでつかんだ)。
ただひとつだけ注意事項。装着の順番だけは気を付けて。先にドラレコステーを車体につけちゃうとカメラの取り付けが厳しくなるのよ。
まず最初にドラレコステーとカメラを締結。で、そのあとナンバーベースにナンバーと共締めね。これ大事。
補修部品は公式ダイレクトショップか、バイク用品店で。
自分もそうなんだけど、カメラの位置決めでどうしてもやりなおしたくなることあると思うんですよ。で、そうなると両面テープがもっともっと欲しくなるわけで。
で、そんなこともあろうかとミツバサンコーワダイレクトショップでネット通販できるのね。特にカメラ部分の両面テープは形状が複雑なので、追加購入できるのはありがたい。あと、本体ユニットの蓋とか、アクションカメラ互換アダプターとかもあって、夢が広がる。
やっと完成。
というわけでこんな感じ。離れたらそう気にならないでしょ。なんか毎回そう言ってる気がするけど。カメラの配線がぴろんと出てるけど、ハンドル切った時のために余裕をもたせておいた。実走しつつ調整していこうかなと思ってます。
さて、お次は実際に走行してみて、使い勝手と画質の検証。
取り付け位置の見直しもしなくちゃだし。しかし雨予報が続くわけで。また雨走行か…。
写真・文:若林浩志
若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。