月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が気になるニューアイテムを紹介します!

ハイパープロ『ツインショックDP-Sシリーズ』

現行モデルとして販売中のCB1300SFはもちろん、ZRXやゼファーシリーズなど、特にカスタムの領域で相変わらずの支持を集めるリヤツインショック装備のビッグネイキッド群。オランダ製ハイパープロショックの輸入発売元のアクティブがそんなカテゴリーに決定版としてリリースしたのが、最上級リヤショック“ツインショックDP-S(ダブルピストンシステム)”シリーズだ。

同品は「全てのステージに対応する」がテーマのHYPERPROリヤショックの減衰性能を進化させ、特に高速域での反応の良さを強化したというスポーツショック。オランダ発のハイパープロ製品はすべて、日本人に合わせた乗り心地とするためにアクティブの専任スタッフがセッティングを見直し、Japan Spec仕様として販売されるが、同品は一歩進めて日本でのみ販売される製品となっている。

「ワンランク上の足」を夢見るなら、その乗り味を自身で体感してほしい。

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画像: ハイパープロショックのブランドイメージを確立した、コンスタントライジングレートスプリング(不等ピッチスプリング)は、ストローク初期は柔らかく動き、高負荷時は奥で踏ん張り底付きを防止する。ボディはSTD仕様のスチールからアルミに変更され、大幅な軽量化を達成。Japan Specステッカーが日本仕様をアピールする。

ハイパープロショックのブランドイメージを確立した、コンスタントライジングレートスプリング(不等ピッチスプリング)は、ストローク初期は柔らかく動き、高負荷時は奥で踏ん張り底付きを防止する。ボディはSTD仕様のスチールからアルミに変更され、大幅な軽量化を達成。Japan Specステッカーが日本仕様をアピールする。

画像: リザーバータンクへの通路にサブピストンを新設して、圧側減衰を細かくコントロールする(下の図説参照)。ゴールドのダイヤルは低速、黒ダイヤルは高速側調整用だ。

リザーバータンクへの通路にサブピストンを新設して、圧側減衰を細かくコントロールする(下の図説参照)。ゴールドのダイヤルは低速、黒ダイヤルは高速側調整用だ。

画像: ロアマウント側には伸側アジャスターと車高調整機能も装備する。

ロアマウント側には伸側アジャスターと車高調整機能も装備する。

画像1: ハイパープロ『ツインショックDP-Sシリーズ』
画像2: ハイパープロ『ツインショックDP-Sシリーズ』
画像: ダブルピストンシステムの概念図。ハイスピード(上)で圧縮される時には、メイン/サブ双方のピストンのシムを押して流れるオイル量が減衰力に変わり、ロースピード(中)では、ニードルの隙間を通り抜けるオイル量が減衰力となる。伸び側のみワンウェイバルブが作動して、ニードル部に流れるオイル量とメインピストンのシムを押して流れるオイル量が減衰力になるのだ(下)。

ダブルピストンシステムの概念図。ハイスピード(上)で圧縮される時には、メイン/サブ双方のピストンのシムを押して流れるオイル量が減衰力に変わり、ロースピード(中)では、ニードルの隙間を通り抜けるオイル量が減衰力となる。伸び側のみワンウェイバルブが作動して、ニードル部に流れるオイル量とメインピストンのシムを押して流れるオイル量が減衰力になるのだ(下)。

SPECIFICATION

メーカーハイパープロ
製品名ツインショックDP-Sシリーズ
輸入発売元アクティブ
適合車種HONDA:CB1300SB/CB1300SB(ABS)/CB1300SF/CB1300SF(ABS)
KAWASAKI:ZRX1200 DAEG/ZRX1200R・S/ZRX1100/ZEPHYR1100・RS/ZEPHYR750
HARLEY DAVIDSON:SPORTSTER XL1200/SPORTSTER XL883
調整範囲圧側ダンパー高速:20段/低速:20段
伸側ダンパー:40段
プリロード:無段階
車高調整範囲:基本10mm
価格18万8000円+税

まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ

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画像: handl-mag.com
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