バイクのパーツのサビ取り方法
金属パーツが水分と反応して酸化すると錆が発生する。放置しておくと表面から奥へと酸化が進むので、早めに処置することが重要。サンドペーパーや金属製ワイヤーブラシで擦り落とす方法もあるが、表面を傷付けやすいので専用のケミカル剤を使った方が安全だ。
メッキ(鉄)とステンレス、アルミといった素材の違いや錆の程度によって適しているケミカル剤が異なるので、説明書をよく読んで「適材適所」で使い分けること。
リムのサビ取り
使ったアイテムはこれ!
花咲かG「ラストリムーバー」
PITGEAR「サビ取りブラシセット」
メッキカバーの浮きサビ取り
今回使ったアイテムはこれ!
花咲かG「ワックスミステリーシャイン」
ボルトの赤サビを落とす
サビ取り用ケミカル用品は素材ごとに分けられているのでご注意を
ピットギアのサビ落とし剤は2種類あり、メッキ部用は研磨剤の主成分として珪藻土、アルミ部用はシリカを配合。シリンダーやクランクケースなどに発生した白サビはアルミ用を使ってブラシで擦ると効率的に除去できる。
文:太田安治/写真:南 孝幸、松川 忍、柴田直行/モデル:平嶋夏海