石川県能登、千里浜周辺の観光スポットを福山理子がレポート!
2013年の初開催から今年で7回目となる風間深志さん主催のSSTR。
初開催時は150台のエントリーだったものの、現在では3000人を超える大人気ラリーイベントとなりました。今年も申し込みの日に満員御礼です。
あたしもゲストとして参加させていただく予定ですが、いまも心は騒ついてます。開催されることを祈りつつ、当日を待つ日々。きっと参加申し込みをされたみなさまも同じ気持ちでしょう。
昨年、あたしは前日入りし、バイクで女の一人ちょいとふらり旅へ。なにか参考になれば嬉しいです。そのときの模様をお伝えします。
到着して、すぐにバイク屋さん「きゃぷてん」さんで原付を、お借りました(*´罒`*)。
このとき選んだのはホンダ「トゥデイ」。後ろの大きな箱、前にも小さな籠。旅感? いや地元感? のビジュアルにときめきました。前回は大型で、ぐるりと走ったので今回は短時間を原付で行くよ!
道の駅のと千里浜で風間深志さんと合流。一緒にジェラートを食べながら軽く打ち合わせ。そして、これからふらふらして来ますと言うと「宝達山」からの街の様子を見てきてよと、司令を頂いたので行ってまいりました。
やっぱり、千里浜なぎさドライブウェイからスタートしたくて、ここに来ました。水を含むと固くなるという不思議な砂。また踏みしめられたことに感謝と感動。
なぎさドライブウェイで看板を見つけた。宝達山山頂まで20分と書いてある。ここから向かう人も多いんだね。どんなとこなんだろう。
20分でいけちゃう山頂って。国道249号を抜けて宝達山に向かった。山に向かうので50ccパワーは少し足りないけど、それがなんだか味わい深い。
フロントに全体重掛けてみたり、バイクに向かって頑張れ! 頑張れ! なんて言っちゃったり、バイクってさあ、どんな車種もホントに楽しい! と、じーんときちゃった。
能登半島最高峰に到着。
能登半島と北アルプス連峰を一望できる宝達山。標高637mと決して高いわけではないけれど、だからこそ、ふらりと来やすかった。
能登で1番高い山だけあって、大きなパノラマが広がる。来てよかった。
宝達山水源の森は「全国水源の森百選」にも認定されている。
木でできた温もりある休養施設「山の龍宮城」さんの中を覗かせて頂きましたがテラス席からも日本海が広がり素晴らしい景色。お茶や軽食もできます。
そして、やっぱり夕陽を見たいあたしは、急いで下山。だって、今日は絶対に見えそうなお天気!
その途中で出会った道標。ん?押の泉?
ちょっとならいいかな。こちら宝達志水町紺屋町ホ66-2。
昔、弘法大師さまが紺屋町へ通りかかってたときに水を求めていると老婆が一杯お水を与えてくれ、お礼に大師さまが杖で岩を押すと美味しい清水が湧き出したと言う気分のいい弘法水伝説が残されているそうだ。
菅原神社さまに、少し離れたとこらから失礼して、今年もこの場にいられることに感謝を伝えながら千里浜なぎさドライブウェイに向かった。
間に合ったあ……。
広くて真っ直ぐな水平線に、真っ赤になって恥ずかしそうに隠れてゆく夕陽に間に合った。
また、お会いできて感無量です。明日は、3000人以上もの人があなたの美しさに涙しにきますね。
また、あえますように。
文・写真:福山理子