SSTR2019にゲストとして参加した福山理子さん。昨年のゴール地点の模様をレポートします!
SSTR2020は、開催方式が変更されました。詳しくは下記リンクのSSTR公式サイトよりご覧ください。

感動のゴールと、その後のイベントも楽しいSSTR

準備が進んでいく千里浜を見るとソワソワしてしまう。太平洋で朝陽を見て旅を開始した強者たちが間もなく現れる。

今回は初の試みでゴールが3つの会場に分かれている。こちら千里浜と和倉温泉、そして、あたしもゲストを務めさせて頂く輪島。

お昼を食べたら出発するんだ。こちら千里浜海岸は天然のハマグリなどが生息しているそう。だから、ご飯は「はまぐりうどん」に決めた。待っている間にを読んでいた羽咋市の潮干狩りルールなんかが面白い。どうやら太平洋側と違う点があるようで。

1. 潮が引かない(干満の差が小さいため)
2. 長靴・熊手は不要(地元の方は、膝下あたりまで海に入り、素足で探ります)
3. 生息場所が移動する(天然のはまぐりです。砂浜のどこにいるのか分かりません)
4. 採補できる保証はありません(生息はしています。場所と時期が分かりません)
5. 入場料・買い上げ料はいただきません。
6. 地元では、潮干狩りではなく貝採り(または、貝拾い)と言います。
7. 波打ち際で遊びのついでにはまぐりが採れれば幸運という気持ちが必要

特に7番がいいねぇ。こちら羽咋市のホームページからなんだけど、さすがUFOの街。このなんともいえない柔らかな感じがいい。

さ、輪島にいくよ。

会場に到着してとにかく驚いたのは風間さんの輪島塗のヘルメット!!!
日本の伝統の素晴らしさ、技に圧倒された。

金箔の塗料が1グラム1万円。技術料などを入れると100万以上だとか。というか、もうプライスレス。

ちなみに、漆は陽の光に弱いらしいです。とにかく大変なシロモノでございます

今回輪島では「輪島モーターサイクル親善大使」を就任された風間深志さんのパレードランが行われる。「いいなぁ、いいぁ。あたしも輪島の町を走ってみたいな……」とぼそぼそ言っていたら町の方が「僕のでよければどうぞ」と貸して下さってのが、大好きなホンダ・モトコンポ。「にひひひ」と顔に出でしまうぐらい嬉しかった。

イベントには梶 文秋輪島市長も登壇されてなんとも豪華。

梶 文秋 輪島市長

そしてバイクがとにかく大好きだという、輪島市健康福祉部長の田中昭二さんも一緒にパレードに参加!(田中部長さんはイベントの最初から最後まで参加していただき、トークショーも全部まじめに1番前で聞いて参加してくださったほどとにかくバイクが好き!)

画像: 田中昭二さん

田中昭二さん

パレードランは「道の駅輪島ふらっと訪夢」さんから「マリンタウン特設会場」まで1.7キロ。時間にしてほんの5分のツーリングだが目新しい街並みがただただ嬉しかった。

輪島会場につくと、先ほどとは打って変わって大勢のライダー達が到着していた。初めてお会いする方もたくさんいるのに、みんなが懐かしい感じがする。
このSSTRのゼッケンってやっぱり特別な魔法がかかってる。

画像1: 感動のゴールと、その後のイベントも楽しいSSTR

ゴールの3カ所は中継で繋がっていて、やりとりやそれぞれの様子も観れるようになっている。

地元の名産品を食したり宿を近くにとっている参加者さんたちは地酒を飲みながらのイベント。なんとお酒も完売して補充して頂くほど会場は大盛り上がり。長旅をしてきて、地元のものを食べて呑んで、語らう時間があって、ここは楽園。みんなの祝賀会だもの多いに楽しもう!

夕方には「林道ママ」こと松下時子さん、夜には「生涯旅人」賀曽利隆さんが到着して、益々の盛り上がりに。

宴のあと、あたしも、興奮冷めさまぬまま、宿に戻り明日の千里浜のイベントに向けて、早く寝ないとと無理やり自分に言い聞かせて床についた。

輪島での心残りはこれ!
「永井豪記念館」が歩いていけちゃう距離にあるなんて! あたし大ファンなのに。

朝が来た。ライダーなら誰でも憧れるだろう青い海に囲まれた不思議な砂浜の千里浜なぎさドライブウェイは、たくさんのライダーで埋め尽くされていた。本当に本当に不思議な砂浜。恐れず砂浜をバイクで走れるなんて夢のよう。

画像2: 感動のゴールと、その後のイベントも楽しいSSTR

表彰式が行われ、またスケジュールには書いてないことが! いったいどういうこと!? 爆走してくるのは何?

ダカールラリーで走られたWR450RALLYと日野レンジャーじゃないですか! まるでバリダカに来てる? と砂浜にいる全ての人が大混乱と大興奮!

画像3: 感動のゴールと、その後のイベントも楽しいSSTR
画像: 菅原輝仁さん。

菅原輝仁さん。

画像: 風間晋ノ介さん。

風間晋ノ介さん。

走られていたのは風間晋ノ介さんと菅原輝仁さん。

画像: 松下時子さん、三好礼子さん。

松下時子さん、三好礼子さん。

風間深志さん。

そして千里浜の海、砂浜を守るために「1人1砂運動」。

4000人ものライダーたち。最年少は17歳で最高歳は82歳。みんなそれぞれ違う場所から走り出し最後は一丸となって、この大切な千里浜を守るべく砂を運ぶ姿は、とても愛おしい。

自分だけのストーリー。あなたはどんなストーリーを創りますか?

画像4: 感動のゴールと、その後のイベントも楽しいSSTR

レポート:福山理子

画像: born to ride a bikeプロジェクト www.youtube.com

born to ride a bikeプロジェクト

www.youtube.com

This article is a sponsored article by
''.