文:太田安治/モデル:平嶋夏海/写真:森 浩輔
「ズレない工夫」で安定性大幅アップ!
現代のロードスポーツモデルはガソリンタンクに高さがあり、タンクバッグを装着しにくいためシートバッグが人気を呼んでいる。だがスポーツモデルは総じてタンデムシートが小さく、フックポイントも少ないのでしっかり固定することが難しい。
![画像: ヘンリービギンズ「ツーリングシートバッグ プロ」(Sサイズ) [カラー] ブラック [サイズ] 幅300〜400mm×奥行300mm×高さ200mm [容量] 20〜26L [税込価格]16500円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/09/14/300b05655a4e9c1aead24767a0000f9e6b362441_xlarge.jpg)
ヘンリービギンズ「ツーリングシートバッグ プロ」(Sサイズ)
[カラー] ブラック
[サイズ] 幅300〜400mm×奥行300mm×高さ200mm
[容量] 20〜26L
[税込価格]16500円
ヘンリービギンズのシートバッグは実用性とコスパの高さに定評があるが、新たに加わった「プロシリーズ」はシート底面中央部をノンスリップ素材とし、シート後端を差し込める幅広のベルトを装備。より確実にシートに固定でき、バッグが前方向へズレることも防止。簡単な工夫だが、これまでになかったアイデアに感心させられた。
シート後端への差し込み作業は車種によって違いがあるが、スーパースポーツモデルに多い後端が尖った形状のシートならシートを外さなくても差し込める。長さ600mmの取り付けベルトと併せ、ズレや落下の心配は皆無に近い。
サイズの異なる4種類があるが、テストしたのは最もコンパクトなSサイズ。サイドのファスナーを開けば容量は26Lになり、日帰りから一泊程度のツーリングにちょうどいい。荷物が少なくても型崩れしない補強パネルや連結ベルト、小物を出し入れしやすい両サイドとフラップ部分のポケットなど、ツーリングライダーの要望を盛り込んだ作りで使いやすさも文句なしだ。

Sサイズは幅300㎜で、スーパースポーツ車のスリムなシートにジャストフィット。左側面にはペットボトルホルダーと小型ポケットがある。

両サイドのファスナーを開くと全幅が300㎜から400㎜に広がり、容量が6L増える。出先で荷物が増えたときや、長尺物の収納に威力を発揮する。

シート後端をバッグ底面のベルトに挿し込んで前方向へのズレを防止。実際はシートを外さなくても挿し込めるので着脱の手間はほとんど増えない。

フラップ上面には左右それぞれから荷物を出し入れできる二層構造のポケットを装備。カメラや地図など、素早く取り出したいものを入れておくと便利だ。
テスター太田安治の欲張りリクエスト
付属の防水カバーは外れて飛ばないように工夫されているけど、やっぱり付け外しは面倒。しかも被せてしまうと荷物にアクセスしにくいので、同社の『WR』のような防水仕様が追加されることを期待します。
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文:太田安治/モデル:平嶋夏海/写真:森 浩輔