フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV

画像1: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV

先日公開されたティーザー動画で話題になっていたホンダのニューモデル、フォルツァ750が電撃発表されました!スポーティでスタイリッシュなデザイン、パワフルな走り、最新技術をパッケージした先進装備、といった「フォルツァらしい」キャラクターを750ccクラスにも展開した、シリーズのフラッグシップです。

画像2: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV

フォルツァらしい、精悍なマスクを持つスタイリングを採用。マフラーやスイングアームを見てピンと来た方はかなりの通。そう、このフォルツァ750はアドベンチャースクーター・X-ADVのコンポーネントをベースとしているのです!

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画像4: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV

1580mmというホイールベース、27度のキャスター角、104mmというトレール量はX-ADVとまったく同じもの。φ41mmの倒立フロントフォーク、リアのプロリンクサスペンションという足回りの構成もX-ADV譲りですが、フロントフォークにはショーワのSFF-BPが新採用されており、こうしたスペックから見ても、フォルツァ750のパフォーマンスはなかなかハイレベルなものになりそうな予感がします。

電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備

画像1: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備

エンジンはNC750シリーズやインテグラ、X-ADVと同じ、前傾シリンダーを採用したSOHC4バルブのパラレルツイン(写真はX-ADVのエンジン透視図)。ただ、新型フォルツァ750にはスロットル・バイ・ワイヤが採用されています。欧州で発表されたパワーは43.1kW(58.6PS)、トルクは69Nm(7.03kg-m)で、国内仕様のX-ADVを少々上回っています。

画像2: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備

これに組み合わされるミッションはもちろんDCT。マニュアルシフトモードも選べますが、このフォルツァ750には4種類のATモードが設定されていて、レベル1は早めのシフトアップをするモード、レベル2がスタンダード、レベル4が最も高回転でシフトアップを行うスポーティなモード、そしてレベル4とレベル2のちょうど中間に設定されるレベル3、となっています。これらは後述するライディングモードにもリンクされています。

画像3: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備

車重はX-ADVより3kgほど軽い235kg。これは走りにも期待が持てそうです。ちなみに、スロットル・バイ・ワイヤの採用に合わせて、スタンダード、スポーツ、レインに加え、好みのセッティングを保存できるユーザーモードも合わせた、4つのライディングモードを採用。トルクコントロール機構のHSTCも3段階+OFFが用意されています。

22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

画像1: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

フォルツァシリーズのフラッグシップだけあって、フォルツァ750の装備はとても充実しています。このシャープなマスクの写真を見てお分かりかもしれませんが、ヘッドライトやウインカーはオールLED。緊急時の急減速の際、周囲に急ブレーキを知らせるエマージェンシーストップシグナル機構も備えています。

画像2: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

多彩な機能を見やすくレイアウトしたメーターは5インチのカラーTFT。Bluetooth接続でスマートフォンとリンク、ヘルメットに装着したインカムを介して音声でスマホのナビゲーションやミュージックプレイヤーをコントロールできる「ホンダ・スマートフォン・ボイス・コントロール」も装備されており、ツーリングも快適に楽しめそうです。

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画像4: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実
画像5: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

トランク容量は22Lで、内部にUSB充電端子も装備。フォルツァらしく、スマートキーを標準装備していますが、純正オプションの50L「スマートトップボックス」を装着すれば、このスマートキーでロック/アンロックも可能となっており、実用性も高められています。

画像6: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

純正アクセサリーも充実していて、上記のスマートトップボックスのほかにも、ボディサイドの風を整流してくれるウインドディフレクターや左33L、右26L容量のパニアケース、小型の38L容量トップボックスなどもラインアップ。シティユースからツーリングまで、幅広く楽しめるモデルに仕上がっています。

画像7: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実

ボディカラーは上の写真にあるジーンズブルーメタリック、写真のマットベータシルバーメタリックのほかにキャンディクロモスフィアレッド、グラファイトブラックの4色を用意。日本導入時期や価格などは発表されていませんが、これはぜひ国内でも販売して欲しいですね!さらなる続報は10月30日発売の月刊オートバイ12月号でもお届けしますので、そちらもお楽しみに!

FORZA750主要諸元

全長×全幅×全高2200×790×1484mm
ホイールベース1580mm
最低地上高135mm
シート高790mm
車両重量235kg
エンジン形式水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
総排気量745cc
ボア×ストローク77×80mm
圧縮比10.7
最高出力43.1kW(58.6PS)/6000rpm
最大トルク69N・m(7.03kgf・m)/4000rpm
燃料タンク容量13.2L
変速機形式6速DCT
キャスター角27.00゜
トレール量104mm
タイヤサイズ(前・後)120/70R17 M/C・160/60R15 M/C
ブレーキ形式(前・後)φ310mmダブルディスク・φ240mmディスク

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イギリスホンダ・FORZA750公式サイト

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