諸元の並び順
●エンジン形式 ●排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●シート高 ●車両重量 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
スズキ ジクサー250
メーカー希望小売価格(税込):44万8800円
油冷のネイキッド版は45万円切り
かつてのSACSから全く新しいメカニズムとなって復活した油冷エンジンを搭載したジクサー250は、フルカウル版のSFとともに今年初登場のモデルだ。ジクサー250はSFよりも4㎏軽く、より俊敏な走りが期待できる。また価格もより手頃になっており、エントリーモデルとしても支持を集めそうだ。
第9位
ヤマハ YZF-R25/YZF-R25 ABS
メーカー希望小売価格(税込):61万500円/65万4500円
スポーツ度がアップした第二世代R25
2019年のモデルチェンジで倒立フォークを採用し、より前傾したライディングポジションとなったYZF-R25は、3ランクダウンの9位に。よりスポーツ走行に適した変更に合わせてスタイルはYZR-M1イメージに刷新され、空力性能も向上した。2020年型は新色のマットシルバーが登場。
第8位
カワサキ ニンジャ250
メーカー希望小売価格(税込):65万4500円
街乗りも快適なフルカウルスポーツ
2018年にフルモデルチェンジを実施したニンジャ250。スポーティなフルカウルのスタイルと前傾しすぎないライディングポジションでオールラウンドに楽しめるコンセプトは維持しつつ、大幅な出力向上と軽量化を達成した。2020年型は新色を採用。ランキングは昨年の5位から3つダウンしている。
第7位
ヤマハ セロー250ファイナルエディション
メーカー希望小売価格(税込):58万8500円
傑作セロー250がついに生産終了に
二輪二足で野山に分け入るマウンテントレールというジャンルを開拓したセロー250が2020年1月15日にファイナルエディションとなって発売された。良好な足着き性と軽量な車体で扱いやすく、初心者の入門バイクとしても支持を集めてきたモデルだ。最終型は初代イメージのカラーリングを採用。順位は7位に留まった。2020年10月現在、すでにヤマハは生産終了を発表。店頭在庫のみの販売となっている。
第6位
スズキ Vストローム250/Vストローム250 ABS
メーカー希望小売価格(税込):58万800円/61万3800円
堂々たる風格の250アドベンチャー
伝統のクチバシデザインが250㏄らしからぬ存在感を醸し出すVストローム250。2017年の登場から人気は衰えず、2018年・2019年と当企画でクラス2連覇を達成。今年もクラス6位と健闘した。エンジンはOHC2バルブながら低中速域はパワフルな特性でツーリングに最適。軽量で取り回しが良好なことも人気の理由だ。
第5位
ホンダ ADV150
メーカー希望小売価格(税込):45万1000円
旅に出たくなる150ccアドベンチャー・スクーター
2020年2月14日に新登場したADV150は、剛性の高いダブルクレードルフレームに進化したPCX150がベースのモデル。PCXの機動力に加え、趣味も楽しめるよう足まわりが見直され未舗装路も対応。さらにアドベンチャーイメージのスタイルが遊び心を刺激するユニークなモデルだ。その人気は高く、発売前の2月10日の段階で、Honda二輪車正規取扱店の受注状況はすでに約4000台を記録。年間計画台数は3000台だったとのことで、ホンダの予想を超えたヒットとなった。
第4位
ヤマハ MT-25 ABS
メーカー希望小売価格(税込):62万1500円
この顔はアイアンマン!? 倒立フォークで走りも強化
フルカウルのYZF-R25と共通のエンジンとシャシーを持つMT-25が、今年3月28日に発売された2020年型でR25と同様の倒立フォークを与えられた。それだけでなくフロント周りの装備やスタイルも刷新。小型LEDヘッドライトを採用したフェイス部分にはライン発光のポジション灯を配して精悍さを演出。タンクカバーは幅を広げてボリューム感がアップし、全く新しいイメージに生まれ変わっている。ランキングは昨年のトップ10圏外から4位に返り咲いた。