第3位
カワサキ Z900RS
メーカー希望小売価格(税込):135万3000円
タイガーカラーも登場し、根強い人気はいまだ揺るがない!
当ランキングのビッグクラスでは、2018年の1位から翌年2位、そして今年3位と1つずつランキングを落としているZ900RS。極端な動きがないのは人気が安定している表れだ。
2020年モデルまでに発売されたZ900RSのカラーリングは全4色で、通称「火の玉」のオレンジと「タイガー」のグリーン、他に黒系が2色だ。2020年11月1日に発売した2021年モデルでは、タイガーカラーを残し、黒系は新グラフィックの「エボニー」が登場。1970年代のZシリーズの歴史を紐解けば、まだまだカラーリングのモチーフは残されており、再び人気に火が付くことも十分考えられるはず。
最高出力は111PSと必要十分。トラクションコントロールにABSといった欲しい装備が適度な価格で搭載されていることが、衰えぬ人気を支えている。何より誰が見てもスタンダードと感じさせる正統派ネイキッドの姿は、日本のバイク界の宝と言える存在だろう。
第2位
スズキ KATANA(カタナ)
メーカー希望小売価格(税込):154万円
発売2年目も人気は継続! 新時代のカタナはスポーツ性能が高い
令和のニューKATANAは、GSX‐R1000(K5)のエンジンをベースにネイキッド向けにリファインし、アルミツインチューブフレームに搭載。スイングアームはGSX-R1000と共通とするなど、スポーツ性の高い基本性能を持つところがライバルのZと一線を画すところだ。
また、発売から2年目に入ってカスタムパーツも続々と発売されており、ノーマルのアップハンドルをセパハンイメージにできたりと、アフターマーケットも広がりを見せている。さらに、スズキ自らもWEBサイクルショーでレッドとマットブラックの特別カラーを公開して注目を集めた。