月刊『オートバイ』の恒例企画、その年の人気ナンバーワンバイクを読者投票で決める「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」は、2020年で42回目を迎えました。今回はその中から排気量751cc以上の「ビッグクラス」でトップ10に輝いたバイクを紹介します!

第3位

カワサキ Z900RS

メーカー希望小売価格(税込):135万3000円

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●948㏄●111PS/8500rpm●10.0㎏-m/6500rpm●800㎜●215㎏●17L●120/70ZR17・180/55ZR17

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●948㏄●111PS/8500rpm●10.0㎏-m/6500rpm●800㎜●215㎏●17L●120/70ZR17・180/55ZR17

タイガーカラーも登場し、根強い人気はいまだ揺るがない!

当ランキングのビッグクラスでは、2018年の1位から翌年2位、そして今年3位と1つずつランキングを落としているZ900RS。極端な動きがないのは人気が安定している表れだ。

2020年モデルまでに発売されたZ900RSのカラーリングは全4色で、通称「火の玉」のオレンジと「タイガー」のグリーン、他に黒系が2色だ。2020年11月1日に発売した2021年モデルでは、タイガーカラーを残し、黒系は新グラフィックの「エボニー」が登場。1970年代のZシリーズの歴史を紐解けば、まだまだカラーリングのモチーフは残されており、再び人気に火が付くことも十分考えられるはず。

最高出力は111PSと必要十分。トラクションコントロールにABSといった欲しい装備が適度な価格で搭載されていることが、衰えぬ人気を支えている。何より誰が見てもスタンダードと感じさせる正統派ネイキッドの姿は、日本のバイク界の宝と言える存在だろう。

画像: Z1000と同系のエンジンを、排気量ダウンして900㏄クラスとした。水冷エンジンながらシリンダーにはフィンを設けている。

Z1000と同系のエンジンを、排気量ダウンして900㏄クラスとした。水冷エンジンながらシリンダーにはフィンを設けている。

画像: 2019年に販売開始されたグリーンは1974年のZ1やZ2で採用された通称「タイガー」カラーを復刻したもの。燃料タンク容量は17L。

2019年に販売開始されたグリーンは1974年のZ1やZ2で採用された通称「タイガー」カラーを復刻したもの。燃料タンク容量は17L。

画像: 砲弾型の2眼メーターはZ1からの伝統。文字盤にレトロな書体を使いつつ中央の液晶で多彩な表示も行う。

砲弾型の2眼メーターはZ1からの伝統。文字盤にレトロな書体を使いつつ中央の液晶で多彩な表示も行う。

画像: フロントブレーキは、ラジアルマウントキャリパーを装備。ホイールは新作され、スポーク風に切削加工を施してある。

フロントブレーキは、ラジアルマウントキャリパーを装備。ホイールは新作され、スポーク風に切削加工を施してある。

第2位

スズキ KATANA(カタナ)

メーカー希望小売価格(税込):154万円

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998㏄●148PS/10000rpm●10.9㎏-m/9500rpm●825㎜●215㎏●12L●120/70ZR17・190/50ZR17

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998㏄●148PS/10000rpm●10.9㎏-m/9500rpm●825㎜●215㎏●12L●120/70ZR17・190/50ZR17

発売2年目も人気は継続! 新時代のカタナはスポーツ性能が高い

令和のニューKATANAは、GSX‐R1000(K5)のエンジンをベースにネイキッド向けにリファインし、アルミツインチューブフレームに搭載。スイングアームはGSX-R1000と共通とするなど、スポーツ性の高い基本性能を持つところがライバルのZと一線を画すところだ。

また、発売から2年目に入ってカスタムパーツも続々と発売されており、ノーマルのアップハンドルをセパハンイメージにできたりと、アフターマーケットも広がりを見せている。さらに、スズキ自らもWEBサイクルショーでレッドとマットブラックの特別カラーを公開して注目を集めた。

画像: GSX-Rベースのエンジンはストリート向けの出力特性に変更。エアクリーナーで吸気音のチューニングも行う。

GSX-Rベースのエンジンはストリート向けの出力特性に変更。エアクリーナーで吸気音のチューニングも行う。

画像: セパハンの印象が強いカタナだが、新型はアップハンドルで自由度の高いライディングポジションを実現した。

セパハンの印象が強いカタナだが、新型はアップハンドルで自由度の高いライディングポジションを実現した。

画像: フロントブレーキにはブレンボ製のモノブロックラジアルマウントキャリパーを採用。ABSも標準装備している。

フロントブレーキにはブレンボ製のモノブロックラジアルマウントキャリパーを採用。ABSも標準装備している。

画像: スズキ初となるスイングアームマウントのリアフェンダーを採用し、ショートテールのスタイルを強調する。

スズキ初となるスイングアームマウントのリアフェンダーを採用し、ショートテールのスタイルを強調する。

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