文:木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
【比較】積載性・シート|ホンダ「CBR250RR」・カワサキ「Ninja ZX-25R」
ホンダ「CBR250RR」

シート
スーパースポーツとしてはやや肉厚なシートやタンデムシート形状もこれまで同様。テールカウル左右にはグリップも備わる。

シート下
テールカウル自体が小さいので、タンデムシート下のスペースも限られたもの。車載工具くらいなら十分な容量だ。

積載性
ナンバー裏に荷掛けフックが備わっていて便利。バッグ固定の際はタンデムステップとステーをフックとして活用するとベター。
積載したバッグはヘンリービギンズの「TOURING SEAT BAG PRO <DH-742> 20~26L Sサイズ」

荷掛フック
スチール製のフックは設置位置が絶妙。デザインのこだわりも感じられる。CB250Rなど備わっていないモデルも多い中、スーパースポーツのCBR250RRに装備しているのは逆に不思議にも思える。

ヘルメットホルダー
標準装備のワイヤーをタンデムシート下のフックにかけ、これをヘルメットのDリングに通して固定する。慣れると意外に便利だ。
カワサキ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」

シート
ニンジャ250よりも10mm低いシート高で小柄なライダーや女性ライダーにも良さそう。シート形状は標準的なSSらしいもの。

シート下
タンデムシート下にはETC車載器が収まるスペースを用意。前後シートの間、パネルの下にはUSBソケットも備わる(SEは標準装備)。

積載性
ナンバーステー後部と、タンデムステップステーにある荷かけフックのおかげで、ネットやコードを掛ける場所には困らない。
積載したバッグはヘンリービギンズの「TOURING SEAT BAG PRO <DH-742> 20~26L Sサイズ」

荷掛フック
シンプルな形状だが、曲げ具合の角度がよく使いやすい。シートバッグのベルトを通すのにも、ストレッチコードやツーリングネットのフックを引っかけるのにも使いやすい。

ヘルメットホルダー
国内仕様は左後部にヘルメットホルダーを装備。スーパースポーツらしからぬ装備だが、こうした心遣いはとてもありがたい。
木川田ステラのインプレ|ホンダ「CBR250RR」・カワサキ「Ninja ZX-25R」
ホンダ「CBR250RR」

車体が明らかに軽くて取り回しがよく、軽快にカーブを駆け抜けられますし、Uターンも怖くないので、スーパースポーツですが女子ライダーにも意外といいかもしれません。パワーの盛り上がりがハッキリしているし、挙動も分かりやすいので、リズムよく走れて楽しいです。(木川田ステラ)
カワサキ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」

最初は「どこまでアクセルを開けていいんだろう?」と戸惑いましたが、思い切って回せば回すほど速さが増しますし、吹け上がりも気持ちよく、キレイに吹けるので楽しかったです。ちょっと乗るのに勇気がいるバイクですが、そのドキドキ感がまたいいですね。(木川田ステラ)
文:木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔