日本でも馴染みの深いヤマハの「ジョグ」ブランド、台湾で「JOG125」が登場
去る11月10日、125ccの空冷4ストエンジンを搭載するベーシックスクーター、新型ジョグ125を台湾ヤマハが発表した。日本でも馴染み深いジョグシリーズの実用性、そして軽快でスポーティなイメージやコンセプトはそのまま。より軽量で扱いやすく、さらなる経済性、そして高いコストパフォーマンスを追求したニューモデルだ。
YAMAHA JOG125 (2021年モデル・台湾仕様車)
交通量の多い都市部で求められるシティコミュータに必須の俊敏な走りを実現するため、いう車体は前後10インチホイールを活かしたコンパクトサイズで、95kgという軽量な仕上がり。シート高も735mmに抑えるなど、女性など小柄なユーザーでも取り回しのしやすい造りが光る。さらに前後連動ブレーキシステムも採用、安定性を高めながら制動距離を効果的に短縮している。
搭載されるパワーユニットは高効率を追求したヤマハお得意の空冷125ccブルーコアエンジン。パワフルで粘り強い環境性に加えて、57.6km/Lという良好な燃費性能も備えている。また「スマートモータージェネレーター」の採用による低騒音・低振動にも注目だ。
フットスペースも広く取られていて、ライディングポジションの自由度を高め快適性を向上させるのと同時に、荷物なども積みやすくなっているという。
ボディカラーには白、青、濃紫、灰色、赤の5色が用意されている。
台湾ヤマハ新型ジョグ125のカラーバリエーション
【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?
台湾で発表された5色の新型ジョグ125。あなたはどのカラーが好きですか? 投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました!
台湾ヤマハ新型ジョグ125の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1740 × 675 × 1080mm |
ホイールベース | 1205mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 95kg(装備) |
エンジン形式 | 空冷4スト単気筒2バルブ |
総排気量 | 125cc |
燃料タンク容量 | 4.0L |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-10・90/90-10 |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
まとめ:小松信夫