モンキーファン、ガンダムファンにとって注目の限定車!
APホンダはタイのオートバイ市場をリードするだけでなく、PCXなどの日本向けモデルの生産も手がけることでも知られている企業。そんなAPホンダが、12月2日から開催されている「タイ国際モーターエキスポ」で驚きのモデルを発表した。
1979年にテレビで放送されて以来、今なお新作が作られるほど熱狂的に支持され、海外でも人気となっているアニメーション『機動戦士ガンダム』とコラボレーションしたモンキー125だ。
会場では、最初のTVシリーズ『機動戦士ガンダム』の主人公、地球連邦軍に属するアムロ・レイが操るモビルスーツ「ガンダム」と、その宿命のライバルでジオン公国に属するシャア・アズナブルが駆るモビルスーツ「シャア専用ザク」をモチーフにした、タイ国内向けの限定モデル「モンキー・RX-78-2ガンダムバージョン」と「モンキー・MS-06SザクIIシャア専用バージョン」の2台が公開された。
この2台、モンキーの伝統的なコンパクトスタイルはそのまま。タイでスーパーカブやモンキーを取り扱うディーラー「カブハウス」が製作したモンキーのカスタムマシン「カーボンブレッドエディション」のカーボン風仕上げのタンクを、ガンダムは青、シャアザクは赤のクリアコートを施したものを搭載している。
これにガンダム、ザクの姿と名前がグラフィックとして入り、タンクバッジもそれぞれ地球連邦、ジオン公国のマークになっているという、こだわりの造り。サイドカバーも同じくカーボンカバーにクリアコートを施した仕上げだ。
フレームやフォークアウター、リアサスのスプリングもタンクと同色。さらにエアクリーナーボックスはノーマルの黒から白ベースに変更され、「EFSF(連邦)」「ジオン」の名が入れられている。
ガンダムとシャアザク、2台はそれぞれ125台ずつを用意し、タイ国際モーターエキスポでの公開とともにネット上で購入の受け付けが開始された。
日本でもコレ欲しいというモンキー&ガンダムファンは多そうだが、何と2台ともあっという間に完売してしまったというから驚き! 日本だけでなく、タイにも熱烈なモンキー&ガンダムファンがたくさん居るということが証明された。
まとめ:小松信夫