SHOEI「Z-8」の特徴
日本のヘルメットメーカーSHOEIが新製品「Z-8」(ゼット-エイト)を発表しました。現行の「Z-7」の後継モデルとして、2021年3月に発売される予定です。
現状SHOEIのフルフェイスヘルメットのラインナップは、Z-7のほか、レーシングフルフェイス「X-Fourteen」、インナーサンバイザーを装備するツーリングフルフェイスの「GT-Air II」、スタンダードモデルで価格も魅力的な「RYD」、そのほかクラシカルなテイストの「Glamster」と「EX-ZERO」、子供向けの「X-KIDS」を揃えています。
新製品「Z-8」は、軽量かつコンパクトなフォルムのスポーツフルフェイス「Z-7」のコンセプトを継承しながら、全面的に刷新。Z-7は2014年に発売されたので、およそ7年ぶりのモデルチェンジとなります。
SHOEIがこだわったのは、より一層の「快適性能」。新たなシールドシステムやベンチレーション機構が採用されています。
シールドシステムは、ワンアクションでロック&リリースが可能に。また、シールド自体も新開発し歪みを最大限押さえクリアな視界を確保。また、開閉機構も見直され、より細やかな調整が可能になったとのこと。
ベンチレーションシステムは、Z-7からさらにエアインテークホールを1カ所増やしており、涼しさをアップ。とくにスポーティなライディングポジションでその効果を高められるよう設計されました。
静音設計も特徴のひとつ。風切り音を低減させるとともに、被り口からの風の侵入を極力防ぐ構造に。耳元には音の侵入を防ぐイヤーパッドも配備されました。
内装はもちろん着脱可能。生地は汗のかきやすい部分に吸湿速乾性の高いものを配備し、かぶる際に肌とこすれる部分には起毛素材が使用されています。また、チークパッドは新設計で下端にボリュームを持たせています。首周りのフィット感向上と音の侵入を防ぐ配慮です。
SHOEI「Z-8」のカラーバリエーション
今回はソリッドカラー7色が発表されました。人気モデルの後継ゆえに今後数多くのグラフィックモデルも展開されることでしょう。
ルミナスホワイト
ブラック
マットブラック
バサルトグレー
マットブルーメタリック
マットディープグレー
ワインレッド
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SHOEI「Z-8」の価格とサイズ展開
従来モデルと同じく、S・M・L・XLで独立した帽体を用意しているのも魅力(XSとXXLは内装で調整)。軽量・コンパクトさとフィット感を求めている方におすすめです。
■価格:56,100円(税抜価格51,000円)
■規格:JIS規格
■サイズ:XS(53㎝)、S(55㎝)、M(57㎝)、L(59㎝)、XL(61㎝)、XXL(63㎝)
■カラー:ルミナスホワイト、ブラック、マットブラック、バサルトグレー、マットブルーメタリック、マットディープグレー、ワインレッド
■構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。
■付属品:布袋、ブレスガードF、チンカーテンD、シリコンオイル、CWR-F2 PINLOCKR EVO lens、スペアPINLOCKR PINセット、SHOEIロゴステッカー
まとめ:西野鉄兵