結束バンドでのタイヤ装着を試してみる。
というわけで基本のやり方は前ページの通り。で、今回はさらに「結束バンドでのタイヤ装着」ってのもやってみました。
結束バンドを使って簡単にはめることができる、ってことなんですが、最初にタイヤ外す時にはタイヤレバーが必要だし、使う道具は結束バンドの分だけむしろ多くなる。
手間についても、正直そんなに変わんないと思う。
じゃあどんなメリットがあるのかって、タイヤをはめるときにチューブを破りにくいことに尽きます。失敗しづらいのよ。
実際にカブや自転車のタイヤ交換をしたことある人なら、チューブに穴開けた苦しさは知ってるはず。若林は一度のタイヤ交換でチューブに連続5回穴開けたことがあります。というわけで、やってみよう。
必要なものは通常のタイヤ交換工具+結束バンド
必要なものは通常のタイヤ交換工具に追加して結束バンド。
今回は300mmのリピートタイプを選んでみました。
タイヤにチューブを入れて結束バンドをまくのだ
タイヤを外すとこまでは、通常のやり方と一緒。
で、外したタイヤにチューブを入れます。
で、チューブがタイヤの中で捻じれてると困るので、一度軽く空気を入れます。
きっちり入ったら空気抜いて、結束バンドを締めていきます。
一通り結束バンドをはめたら、ビードクリームを塗って準備完了。
ひたすら押し込むのだ。
バルブ位置を合わせてぐいぐい押し込む!
はまりました!
注意:ビードが硬いタイヤの時は、最後だけタイヤレバー使えばさくっと入るよ。
はまったらエアバルブが引っ込んでると思うので、エアバルブコアドライバーかエアバルブプーラーで引っ張り出して、ナットで仮止め。
今気づいたけど、通常のタイヤのはめ方と同様、先にバルブ穴にエアバルブプーラー通してバルブに付けておいた方がスマートかも。
最後にタイラップを外せばタイヤ装着完了。
あ、エア漏れチェックと、ビードがちゃんとはまってるかのチェックはお忘れなく。
工程動画も見てみてね。
実際の工程を動画にしてみたよ。参考にしてね。
まとめ
やってみると意外と簡単。大事なのは、良い工具を揃えることと、無理をしないことかな。くれぐれもバルブが傾いたりとか、ビードがはまってないとかのチェックはお忘れなく。
そんなこんなで前後ともタイヤ交換完了。いやー、ひさびさのロードタイヤは新鮮ですね。外したスノータイヤはラップかけて、次の出番まで保管しておくのです。
写真・文:若林浩志 取材協力:ダートフリーク
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若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。