ベルモント BM-263焚き火台 TABI (収納ケース付)/税込価格:11000円
焚き火台で11000円は、なかなかなものです。でも、即買い。機能と収納性、そして物としての美しさに一目惚れしました。あと、名前もいいですよね。
それではこの焚き火台「TABI」の特徴を紹介していきます。
コンパクトで軽い!
キャンプツーリングの道具選びでは、まずコンパクトさが求められます。この焚き火台「TABI」は、収納時、板状になるタイプです。
収納時のサイズは、178×360×15mm。シートバッグなどにも入れやすく、バッグの側面に挿し込んで入れれば、荷崩れを抑える壁がわりになります。
そして、軽さが魅力。重量は約423g。底板と側面の板は、チタンでできてきます。脚はステンレス。組み立てた状態で持ってみると、驚くほど軽い。持ってないみたいに軽い!
造りがシンプルで壊れなさそう!
焚き火台は現在のキャンプブームの中でも、トップレベルに多種多様な製品で溢れているアイテムといえるかもしれません。各社のアイデアがぶつかり合う、熾烈な市場です。
ベルモントは、金物の町として知られる新潟県三条市に本社を構えるアウトドア&フィッシング・ブランド。クッカーなども上質ものばかりで、ホームページを見ていると、何から何まで欲しくなります。
さて、この焚き火台「TABI」。構造はとってもシンプルです。チタンの板をステンレスの脚にはめて、あとは網を載せれば完成です。
慣れれば1分で組み立て可能。しかも構造上、壊れそうな部分や劣化しそうな部分が見当たらず、長く使えるはず。ちなみにパーツごとの販売も行なわれているので、失くしてしまった場合も安心。
フルサイズの薪をそのまま入れられる!
組み立て時のサイズは、237×360×170mm。キャンプ場やホームセンターで売られている一般的な薪がそのまま入る、というのが僕にとって魅力的でした。
中にすっぽり入らなくても側面に立てかけることで入ります。むしろ立てかけることにより、風(酸素)を送り込むことができて、燃やしやすい。
火床の耐荷重は約15kgなので、バンバンくべていっても問題ないでしょう。
炭もOKで、調理も得意!
火床がチタン製のため、薪も炭もOK。そして網まで備わっているので、調理にも役立ちます。
僕が初めて使ったのは、12月中旬でのキャンプのこと。気温が低い上、風が強かったためガスストーブでは、いつまでたってもお湯を沸かすことができなかったのですが、焚き火台「TABI」で薪と炭に火を付けたら、あっという間でした。
作った鍋を温めておくのにもいいですし、フライパンを使えば焼肉や炒め物もラクラクです!
文・写真:西野鉄兵
櫻井伸樹(NOBU)さんも動画で紹介しています!
ちなみに西野のキャンプの師匠は、webオートバイでも連載を開始した櫻井伸樹(NOBU)さん。NOBUさんが使っているのを見て、僕も使い始めた次第です。動画で紹介してくれていますので、ぜひチェックを!