目的地のバイク駐車場を調べておこう!
都市部や大きなターミナル駅周辺にバイクでお出かけすることが決まっているようであれば、あらかじめ目的地の周辺にあるバイク駐車場を検索しておくと便利です。
どこにあって、何台駐車可能か、といった情報を知っておけば、現地についてから駐車場探しを始めるよりずっとラクです。念のため、駐車場の候補はひとつに絞らず、2つ3つぐらい調べておくと、万一満車だったときにもあわてないですみますよ。
バイク駐車場の検索は、日本二輪車普及安全協会のHP内にある「全国バイク駐車場案内」が便利です。これをスマホにブックマークしておいて、サッと検索すれば、スマートに駐車してお出かけすることが可能です! 登録箇所も2月時点で2万2590箇所と、情報量もダントツです! 以下のリンクを参照して、皆さんぜひ登録をしておきましょう!
メリットいっぱい!バイク専用駐車場を上手に活用しよう!
バイク専用駐車場のメリットには
●防犯カメラ設置の施設が大半で、いたずら、盗難などのリスクが少ない
●バイク専用なので肩身の狭い思いをせず、堂々と停められる
●四輪車に比べて料金が非常にリーズナブル
というのが挙げられます。
バイク駐車場には、主に前輪にチェーンを通してバイクを固定する「チェーン式」、四輪車のようにせり上がるロック板を使った「ロック板式」、そして四輪車のパーキングと同様に駐車券をゲートで受け取る「ゲート式」などがあります。
ロック板式の場合は、前輪をしっかり奥まで入れ、ハンドルロックを確実にしましょう。車両は指定の枠からはみ出ないように停めるのもお忘れなく。
それ以外の方式の場合も、枠内からはみ出ないよう駐車するのと、ハンドルロック、心配な人はディスクロックなどをつけて、バイクをしっかり固定することも大事です。マニュアルミッション車は念のため、駐車時にギアを入れておくと、バイクが不用意に動くことリスクも少なくてベターです。
街のパーキングメーター、パーキングチケットも利用可能!
バイク専用駐車場を利用できない場合でも、街のパーキングメーターやパーキングチケットの駐車枠が空いていれば、四輪車でなくバイクでも利用可能です。写真のように、一部都市圏では二輪車用駐車枠があるものもありますが、そうでなくても利用は可能ですので、路上駐車や歩道に停めたりせず、パーキング枠を使いましょう。
使用の際のポイントは、センサー式パーキングメーターの場合は、センサーの前にしっかりバイクを置いて反応させ、お金を入れればOK。パーキングチケット式の場合は、チケットを購入し、見やすい位置にチケットを貼っておきましょう。
また、他の利用者に誤ってバイクを移動されることのないよう、駐車時はハンドルロックを忘れず、マニュアルミッション車はギアを入れてバイクをしっかり固定するのもお忘れなく。
まだまだ足りないバイク駐車場。みんなでリクエストをしよう!
全国に広がりつつあるバイク駐車場ですが、現状ではまだまだ足りない状況なのも事実。「こういう場所に作ってくれたらいいのに」というみなさんのリクエストを届けられるサイトがあるのをご存じですか? 日本二輪車普及安全協会HP内には「バイク駐車場、ここにつくって!」要望フォームというものがあり、みなさんの声を届けることが可能なのです。ぜひ、以下リンクからみんなの声を届けましょう!
写真:南 孝幸、松川 忍
モデル:梅本まどか