英国のバイクメーカーTRIUMPH(トライアンフ)は、日本での販売実績も好調で年々その存在感を増しています。人気の機種はどんなモデルなのか? 東京吉祥寺の「トライアンフ東京」で2020年の年間販売台数トップ3を聞いてきました!

日本最大級 アジアの旗艦店「トライアンフ東京」

2017年に日本最大級の正規ディーラーとしてオープンしたトライアンフ東京は、アジアの旗艦店ともいわれ、東京近郊のトライアンフ・オーナーを支える一大拠点です。

現行モデルのフルラインナップを購入することができ、アフターサービスも万全。親切丁寧な接客と整備でバイクライフをサポートしてくれます。

2020年は新型コロナウイルスの影響により、時短営業を行ない、また海外の工場の生産ペースも落ち込んだとのことですが、販売台数では前年比増で、好調だったと店長の加賀さんは話していました。

「この機に整備やカスタムを徹底的に行なわれるオーナー様も多かったです」。再び気持ちよく走れるその日に向けてロングツーリングの計画を練っているオーナーさんも多いようです。

画像: トライアンフ東京では、純正アクセサリーの組み合わせたいわば「トライアンフ東京カスタム車」も新車で販売されています。ベース車両は、ボンネビルT120バドイーキンス。※時期により車両の有無や機種は変わります。

トライアンフ東京では、純正アクセサリーの組み合わせたいわば「トライアンフ東京カスタム車」も新車で販売されています。ベース車両は、ボンネビルT120バドイーキンス。※時期により車両の有無や機種は変わります。

画像: 私西野の愛車は、ボンネビルT100(2003年式)。空冷時代のキャブレター車ですが、トライアンフ東京はこの時代の車両のメンテナンスも請け負ってくれます。

私西野の愛車は、ボンネビルT100(2003年式)。空冷時代のキャブレター車ですが、トライアンフ東京はこの時代の車両のメンテナンスも請け負ってくれます。

それでは、ランキングの発表にまいりましょう!

第3位-トライアンフ東京で2020年に売れたバイク-

ストリートツイン

画像: 総排気量:900cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270°クランク シート高:760mm 車両重量:214kg メーカー希望小売価格:税込107万円~109万6500円

総排気量:900cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270°クランク
シート高:760mm
車両重量:214kg

メーカー希望小売価格:税込107万円~109万6500円

トライアンフは2016年にそれまでの伝統だった空冷2気筒エンジンを一新し、新開発の水冷2気筒エンジンをモダンクラシックシリーズに搭載します。

その初号機ともいえるのが900ccのストリートツインでした。発売と同時にヒットモデルとなり、新時代のトライアンフの業績に大きく貢献しました。

現行のストリートツインは2018年にモデルチェンジを受けた2代目。先代から最高出力は10PS向上し、65PSまでパワーアップ。

ニュートラルなライディングポジションと低めのシート高で、扱いやすいのがひとつの特長。そして、おとなしそうな見た目とは裏腹に加速は鋭く、ワインディング走行も存分に楽しめるというのがもうひとつの特長です。

画像: ライダー:大関さおり(身長172cm)

ライダー:大関さおり(身長172cm)

トライアンフのラインナップの中では価格も魅力的で、老若男女あらゆるライダーに愛される万能モデルといえるでしょう。若いライダーの方のなかには、このストリートツインに乗りたくて大型自動二輪免許を取得しにいくというお客さんも多いそう。

また最近では、2016~17年に初代ストリートツインを購入したオーナーで、進化した2代目に乗り換えるという人も増えているのだとか。ストリートツインがいかにいいバイクかということがよく分かりますね!

第2位-トライアンフ東京で2020年に売れたバイク-

ストリートトリプルRS

画像: 総排気量:765cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:825mm 車両重量:188kg メーカー希望小売価格:税込146万5000円

総排気量:765cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:825mm
車両重量:188kg

メーカー希望小売価格:税込146万5000円

水冷3気筒エンジンを搭載したミドルクラスモデルのストリートトリプル・シリーズは、「ストリートトリプルS」(税込99万9000円)「ストリートトリプルR」(税込129万5000円)「ストリートトリプルRS」(税込146万5000円)の3機種をラインナップ。

そのうち、最上位モデルとなる「ストリートトリプルRS」が第2位に輝きました。

100万円を切る価格で2020年5月に登場した「S」は、大きな話題となりました。が、しかし、販売台数は「RS」が上回ったとのこと。

その理由は、Moto2由来のエンジンにあります。トライアンフは2019年からロードレース世界選手権Moto2クラスの独占エンジンサプライヤーとなり、出場各チームに水冷3気筒765ccのエンジンを供給しています。現在まで2シーズンにわたり大きなトラブルを起こさず、信頼性を確固たるものにしました。

画像: ライダー:宮崎敬一郎(身長176cm)

ライダー:宮崎敬一郎(身長176cm)

ストリートトリプルRとRSには、Moto2マシンのエンジンとベースを共有する765cc3気筒が搭載されているのです(ストリートトリプルSは、660ccの水冷3気筒エンジンを搭載)。

RとRSは排気量は同じ765ccですが、RSの方がよりフルパワーなセッティングが施され、最高出力・最大トルクともに上回っています。また、ライディングモードの種類がRは3種に対しRSは5種だったり、RSはリアサスペンションがオーリンズ製だったり、とちがいはさまざまあります。

ちなみに「R」は日本ではサスペンションの設定によりシート高を下げたローモデルのみの販売となっています。

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