BMW「R1250GS」「R1250GSアドベンチャー」の2021年モデルが1月に日本でも発売された。新型の特徴と、メモリアルイヤーで誕生した限定モデルもチェック!

BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要

画像: BMW R1250GS

BMW R1250GS

画像: BMW R1250GS Adventure

BMW R1250GS Adventure

BMWならではの高性能と高い信頼性を備えた大排気量ツーリングエンデューロモデルとして、長年世界のライダーから絶大な信頼を集めてきたGSシリーズ。その最新の最高峰モデル「R1250GS」と、その上級グレード「R1250GS Adventure」の2021年モデルが、1月15日から販売されている。

画像1: BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要

この両モデルには数多くの新機能などが採用されているが、中でも注目すべきはBMWシフトカム・テクノロジーを採用した水平対向2気筒エンジンを搭載したこと。1254ccの排気量から最高出力136PSを発揮し、ユーロ5排ガス規制にも適合。大柄なGSを快適かつ軽快に走らせることを可能とした。

画像2: BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要

そのパワーを活かすため最高のトラクションを得られるダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)も標準装備。ダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール機能も備える最新仕様だ。

さらに7つのライディングモードをはじめ、インテグラルABS Pro、そして電子調整式サスペンションのダイナミックESAネクスト・ジェネレーションなど、ライディングを支援するための高精度な電子制御デバイスを標準装備。その設定にも活用できる、6.5インチのフルカラーTFTメーターも備えている。

画像3: BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要
画像4: BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要

GSシリーズならではの快適さや利便性も、タンデムシートまでカバーするシートヒーターが標準装備され、電源用ソケット(12V)およびUSBソケット(5V/2.4A)も用意されるなど、最新モデルに相応しい内容だ。

画像5: BMW「R1250GS」「R1250GS Adventure」2021年モデル概要

また、昨年GS誕生40周年を迎えたことを記念した、往年の名車・R100GSのオマージュというべきブラック&イエローの特別カラーモデル「40 years GS edition」も両モデルに設定されている。

税込価格は、スタンダードなR1250GSが219万2000円、プレミアム・ラインとプレミアム・スタンダードが265万5600円。
R1250GS Adventureはスタンダードモデルが231万9000円、プレミアム・ラインとプレミアム・スタンダードは278万6000円。
40 years GS editionは、R1250GSからプラス25万4000円。R1250GS Adventureではプラス22万3000円に設定されている。

BMW「R1250GS」主なスペック

全長2205mm
ホイールベース1490mm(ミラー除く)
シート高850/890mm
車両重量256kg
エンジン形式空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒
総排気量1254cc
ボア×ストローク102.5×76mm
圧縮比12.5
最高出力136hp/7750rpm
最大トルク143Nm/6250rpm
燃料タンク容量20L
変速機形式6速リターン
ステアリングヘッド角度64.3゜
トレール量100.6mm
タイヤサイズ(前・後)120/70R19・170/60R17
ブレーキ形式(前・後)Φ305mmダブルディスク・Φ276mmシングルディスク

まとめ:小松信夫

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