カワサキ「Ninja1000」の初代は2010年に登場し、2011年モデルとして発売された。現行モデルの「Ninja1000SX」は、4代目となる。これまでにどのような進化を遂げてきたか、歴代モデルの特徴を紹介しよう。
2代目 2014年型〜2016年型
初のモデルチェンジでパワーモード選択が可能に
トラクションコントロールも搭載した2代目ニンジャ1000
2014年モデルでフルモデルチェンジをし登場した2代目のニンジャ1000。スーパースポーツスタイルのフルフェアリングのデザインは継続し中身を大きく進化しての登場だった。
カワサキが誇るフラッグシップNinja ZX-14Rに使用されたトラクションコントロールシステムをこの2代目ニンジャ1000にも採用。広いレンジの走行コンディションを3つのモードでカバーし、スリッピーな路面でも安定したスポーツライディングを可能にしている。さらに、ライダーの技量や道路状況によって、エンジンパワーをフルパワーモードとローパワーモードの2種から選択できるパワーモードセレクションを搭載した。
また、純正アクセサリーとして、専用のパニアケースが登場。ボディデザインに一体となった両サイドのパニアケースはフルフェイスのヘルメットが収納可能と、デザイン性だけでなく機能性の高さも向上を図っている。
2代目は、2016年モデルまで引き継がれたが、2016年モデルではマイナーチェンジを受けて、アシスト&スリッパークラッチを新たに搭載。ABSモデルのみとなった。
2014年型 Ninja1000/ABS
[ZX1000LEF/ZX1000MEF] ※東南アジア一般仕様
2015年型 Ninja1000/ABS
[ZX1000L/ZX1000M] ※東南アジア一般仕様
2016年型 Ninja1000 ABS
[ZX1000M]※東南アジア一般仕様