カワサキ「Ninja1000」の初代は2010年に登場し、2011年モデルとして発売された。現行モデルの「Ninja1000SX」は、4代目となる。これまでにどのような進化を遂げてきたか、歴代モデルの特徴を紹介しよう。
初代 2011年型〜2013年型
Z1000をベースに誕生したツアラーモデルのリッターNinja
ツーリング性能を兼ね備えた、スーパースポーツモデル誕生
スーパースポーツに匹敵する走行性能とアグレッシブなフルカウルフォルムを持ちつつ、市街地走行やロングツーリングも苦にならない、オールラウンドスーパースポーツを目指して開発されたニンジャ1000。
ベースとなったのはアバンギャルドなルックスと軽快なフットワークで人気を集めるZ1000。メインチューブがエンジン上を通るスリムなアルミツインチューブフレームや常用回転域のパワフル感を強調した1043cc水冷4気筒エンジン、Φ41倒立フォークにホリゾンタルバックリンクリアサスペンションなど、基本的なコンポーネンツはZ1000のそれと共通。これに優れた運動性能を象徴するアグレッシブなフルカウルを組み合わせてイメージを一新させたモデルだ。
ひと目でカワサキのマシンであることが分かるスタイリングは、ジェット戦闘機をモチーフにしたもので、ツーリングモデルの万能さの中に「最強」のイメージを匂わせる。2011年モデルとして登場した初代はいきなり大人気モデルに。2013年モデルまで継続して、毎年、カラーチェンジをおこなっている。
2011年型 Ninja1000/ABS
[ZX1000GBF/ZX1000HBF]※東南アジア一般仕様
2012年型 Ninja1000/ABS
[ZX1000GCF/ZX1000HCF]※東南アジア一般仕様
2013年型 Ninja1000/ABS
[ZX1000GDF/ZX1000HDF]※東南アジア一般仕様