日本国内でも近い将来に販売される……はず?
往年のハンターカブを想わせるタフで機能的な佇まいと、現代のスーパーカブのメカニズムを合体させたスーパーカブシリーズのファンバイク「CT125・ハンターカブ」。クラシカルで個性的なスタイルに加え、軽快なシティコミュータから信頼性の高いツーリングマシンまで、幅広い用途に適応できる使い勝手の良さが相まって、2020年6月の発売から注目され続けている。
この「CT125・ハンターカブ」、生産工場のあるタイでは日本より先行して販売されていたが、先日タイ・ホンダの正規ディーラー「カブハウス」が開催したオンラインイベントでは、2021年モデルをいち早く発表。日本国内では発表されていない、新色「サファリグリーン」が追加された。
Webページの写真などで見る限り、キャンプや釣りなどを楽しむことを想定した、アウトドアイメージを強調した新色のようだ。なお現時点で2021年モデルの詳細は不明だが、写真を観察した限りスペックなどの変更、改良はない模様(ちなみに写真のサファリグリーンには、アクセサリーパーツが多数備わっている)。
これまでタイ仕様のCT125のカラーバリエーションは、1980年に登場したCT110をイメージさせる「グローイングレッド」と、落ち着いたイメージの「マットフレスコブラウン」という、国内仕様と全く同じ2色が設定されていた。
また、スーパーカブC125の新色もタイで先行して発売されていたことなどを考え合わせると、この「サファリグリーン」も、ごく近い将来に日本向けの「CT125・ハンターカブ」に追加設定されることが期待できる。
まとめ:小松信夫