2020年にファイナルエディションが発売されたヤマハ「セロー」。このムックは、そんなセローのことを徹底的に解説する一冊です。全国の書店およびオンライン書店で、ぜひチェックしてみてください!
セローの歴史を図鑑のように辿る
1985年に初代が登場したヤマハ・セロー。バイクブームは高性能化へと一直線に突き進んで行く中、時代に逆行するかのように、突出した性能も装備も持たないセローは、「マウンテントレール」という新たなジャンルを提唱した。「二輪二足」「立てばトライアル、座ればトレール、走る姿はカモシカのよう」など、セローの本質を表した名言どおり、林道でも街中でも素直で扱いやすいセローの特性は、以後の歴代モデルにことごとく受け継がれていった。
あれから35年、幾多のモデルチェンジを繰り返し、幅広い層のライダーに愛され続けたセローは、昨年生産終了が発表され、有終の美を飾るファイナルエディションが発売された。
そんなセローの誕生からファイナルエディションまで、国内で販売されたセローを網羅したムック「All about SEROW-セロー大全-」を3月31日、モーターマガジン社から刊行。図鑑のような構成で歴代セローと、同系エンジンの兄弟車を網羅している。
さらにファイナルエディションの開発者インタビューや主要モデルのインプレッション、セローコミュニティー「セローであそ部」代表の宮崎さんインタビューなども収録。セローの歴史をお手元に。