Ninja ZX-25Rが登場するまで、カワサキのトップモデルとして250ccスポーツクラスを牽引してきたのが2気筒モデルのニンジャ250。4気筒車が登場してもその魅力は変わることはなく、弾けるような高回転域でのパワーと軽快なフットワークが光る。最新型に試乗しながら、その魅力を再確認してみよう。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
カワサキ「Ninja250」カラーバリエーション
2021年モデルは2色のボディカラーをラインアップ。スタンダードはこの「メタリックカーボングレー」のみで、もう1色がワールドスーパーバイクのワークスレーサーと同じKRTカラーとなる。
Ninja 250 KRT EDITION ライムグリーン×エボニー
Ninja 250 メタリックカーボングレー
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カワサキ「Ninja250」ライディングポジション・足つき性
シート高:795mm
ライダーの身長・体重:163cm・43kg
ゆったりとしたライディングポジションで、長時間走行での快適性はクラストップレベル。前モデルよりシート高は10mm高くなったが、シート形状の工夫などもあり、実際の足着き性は向上している。
カワサキ「Ninja250」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー 木川田ステラの感想
テールカウルにグラブバーがないので、ライダーの腰に手を回してのタンデムになります。タンデムステップの位置はちょうど良い高さで、しっかり足を踏ん張れますし、ニーグリップも比較的しやすい感じです。シートの表皮も滑りにくいタイプです。
カワサキ「Ninja250」各部装備・ディテール解説
カワサキ「Ninja250」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1990×710×1125mm |
ホイールベース | 1370mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 166kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 248cc |
ボア×ストローク | 62.0×41.2mm |
圧縮比 | 11.6 |
最高出力 | 27kW(37PS)/12500rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.3゜ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-17M/C 54H・140/70-17M/C 66H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 64万3500円 KRTエディションは65万4500円(消費税10%込) |
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸