ホンダ「フォルツァ」がモデルチェンジし、2021年3月25日に発売された。新型は4バルブの新エンジン「eSP+」を採用、フレームも一部新設計とするなど、妥協なき見直しが図られたのが特徴だ。走りはどう変わったのかチェックする。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:森 浩輔、南 孝幸
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:森 浩輔、南 孝幸
ホンダ「フォルツァ」カラーバリエーション
カラーバリエーションは3タイプ。「パールホライゾンホワイト」、「マットガンパウダーブラックメタリック」の従来モデル、さらに力強さと個性を表現した新色の「インディーグレーメタリック」を加えた全3色だ。
パールホライゾンホワイト
マットガンパウダーブラックメタリック
インディーグレーメタリック
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ホンダ「フォルツァ」ライディングポジション・足つき性
シート高:780mm
ライダーの身長・体重:163cm・43kg
上半身の起きたポジションは路面からの衝撃を体で吸収しやすく、操作性と見通しの良さにも貢献。足着き性はこのクラスでは標準的とはいえ決して良くはない。停車時にシート前寄りに腰を移動すれば大幅に改善できる。
ホンダ「フォルツァ」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー 木川田ステラの感想
幅広のシートは充分な弾力があって座り心地は上々。段差のお陰で視界も良く、ステップ位置は足に力を入れやすい、ちょうどいい位置でした。グラブバーは握りやすく、リラックスした姿勢をとることもできたので、快適さに身をゆだねながら、スムーズな走りを存分に楽しむことができました。
ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説
ホンダ「フォルツァ」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2145×750×1360mm |
ホイールベース | 1510mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 186kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 67.0×70.7mm |
圧縮比 | 10.2 |
最高出力 | 17kW(23PS)/7750rpm |
最大トルク | 24N・m(2.4kgf・m)/6250rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-15M/C (56P)・140/70-14M/C (62P) |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |
メーカー希望小売価格 | 65万8900円(消費税10%込) |
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:森 浩輔、南 孝幸