カワサキ「Ninja ZX-10R」2021年モデルの特徴
大きく進化した2021年型でWSBK7連覇をロックオン!
2015〜2020年にスーパーバイク世界選手権6連覇を達成し、レースでその最高のポテンシャルを証明してきたNinja ZX-10R。このほど全身を刷新して大きくレベルアップを遂げた2021年モデルの国内仕様が正式に発表された。
速さの証明をし続けてきた基本構成をベースに、エアロダイナミクスを大幅に向上、次世代のNinjaスタイルをとなった。トラクションコントロールなど最新スペックの電子制御デバイスに加えて、新たにエレクトロニッククルーズコントロールやスマートフォン接続機能を備えるTFT液晶メーターなど、先端的な機能も採用。これによってストリートからサーキットまで、ライディングの楽しさと快適性も両立している。
スタンダードのNinja ZX-10Rと、スーパーバイク世界選手権を戦うカワサキレーシングのレプリカカラーをまとうNinja ZX-10R KRT EDITIONがラインナップされているのは従来モデルと同様。また、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)が無償のカワサキケアモデルとなる。
カワサキ「Ninja ZX-10R」2021年モデルの注目ポイント
カワサキ「Ninja ZX-10RR」もラインアップ
シリーズの最高峰モデルであるNinja ZX-10RRは新型にも設定されている。サーキットで勝利するために生まれた世界限定500台のみが販売されるレースベースモデルだ。
カワサキ「Ninja ZX-10R」「Ninja ZX-10RR」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2085×750×1185mm |
ホイールベース | 1450mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 207kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 149kW(203PS)/13200rpm ラムエア加圧時156.8kW(213.1PS)/13200rpm |
ZX-10RRの最高出力 | 150kW(204PS)/14000rpm ラムエア加圧時157.5kW(214.1PS)/14000rpm |
最大トルク | 115N・m(11.7kgf・m)/11400rpm |
ZX-10RRの最大トルク | 112N・m(11.4kgf・m)/11700rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 105mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C (58W)・190/55ZR17M/C (75W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 229万9000円(消費税10%込) |
ZX-10RRの価格 | 328万9000円(消費税10%込) |
まとめ:オートバイ編集部