1921年に初代が登場したインディアンの名車「チーフ」が、100周年の今年、フルモデルチェンジ。今回試乗した「チーフ・ダークホース」は、力強さと美しさを兼ね備えたスタイリングと、最先端のテクノロジーを融合させた一台だ。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

インディアン「チーフ・ダークホース」カラーバリエーション

カラーリングは3色、ブラックスモーク(税込227万8000円)、アルミナジェイドスモーク(税込235万8000円)、ステルスグレー(税込235万8000円)をラインナップ。

ブラックスモーク

画像1: インディアン「チーフ・ダークホース」カラーバリエーション

アルミナジェイドスモーク

画像2: インディアン「チーフ・ダークホース」カラーバリエーション

ステルスグレー

画像3: インディアン「チーフ・ダークホース」カラーバリエーション

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  • 画像3: インディアンの新型車「チーフ・ダークホース」をインプレ|チーフ誕生100周年の節目に生まれたスポーツクルーザー(2021年)
    ブラックスモーク
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    アルミナジェイドスモーク
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    ステルスグレー
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インディアン「チーフ・ダークホース」ライディングポジション・足つき性

シート高:662mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

ハンドルは遠めだが、ヒザの曲がりは適度でシートも肉厚。ロングランも快適だ。ただ、渋滞時などはそのシートに熱がこもりやすい。足着きはいいが、右側にあるエキパイ集合部が思いのほか足と近いので注意したい。

画像: インディアン「チーフ・ダークホース」ライディングポジション・足つき性

インディアン「チーフ・ダークホース」各部装備・ディテール解説

1890ccの「サンダーストローク116」エンジンは凝ったデザインのシリンダーヘッドが特徴。豪快なトルクを堪能できる。

部分切削仕上げの贅沢なキャストホイールは19インチ。試乗車の装着タイヤはピレリのナイトドラゴンで、グリップ力の高さも魅力。

リアのツインショックはレイダウンされてマウントされる。ブラックアウトされたサイレンサーは右2本出しのストレートタイプ。

ホールド性に優れた形状のシートは肉厚でロングランも快適にこなせる。シート高は662mmで足つき性にも不満はない。

小ぶりなデザインだが、ヘッドライトはLEDで明るさは十分。ウインカーは前後ともLEDで、リアはストップランプも兼ねたものだ。

画像: 多彩な表示機能のほか、3種類のライドモードを選択可能。

多彩な表示機能のほか、3種類のライドモードを選択可能。

画像: 4インチのタッチスクリーンを持つライドコマンドディスプレイ。

4インチのタッチスクリーンを持つライドコマンドディスプレイ。

インディアン「チーフ・ダークホース」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2286×922×1253mm
ホイールベース1626mm
最低地上高125mm
シート高662mm
車両重量304kg
エンジン形式空冷4ストOHV2バルブV型2気筒
総排気量1890cc
ボア×ストローク101×113mm
圧縮比11.0
最大トルク162N・m(16.5kg・m)/3200rpm
燃料タンク容量15.1L
変速機形式6速リターン
レイクアングル29゜
トレール量131.5mm
タイヤサイズ(前・後)130/60B19・180/65B16
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmディスク・Φ300mmディスク
メーカー希望小売価格227万8000円/235万8000円(消費税10%込み)

文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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