スズキ「ハヤブサ1300」の特徴

画像: SUZUKI HAYABUSA1300 総排気量:1339cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 車両重量:266kg 当時価格:156万4500円(2014年国内仕様)

SUZUKI HAYABUSA1300

総排気量:1339cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
車両重量:266kg

当時価格:156万4500円(2014年国内仕様)

2014年に国内仕様が登場し人気に拍車!

300km/h走行を可能とする高性能を持ちながら、素直で扱いやすい乗り味も実現。空気を切り裂くような独特のスタイリングも合わせ、世界中で高い人気を誇るハヤブサ。2008年に初のモデルチェンジを受け、2代目へと進化した。

基本コンセプトは初代モデルを受け継ぎ、スタイリングも独特な雰囲気を残しながら、より空気抵抗が小さい新デザインに。エンジンは排気量を拡大するなどの改良で197PSにパワーアップ。ラジアルマウントキャリパーなどで足回りも改良。出力特性を状況や好みによって選べるパワーモード・S-DMSも新たに採用された。

2014年には国内仕様も登場し、さらに人気が加速した。

スズキ「ハヤブサ1300」各部装備・ディテール解説

画像: 初代のフレームの基本構成をベースに、ホイールベースとキャスター角を変更。スイングアームの捻じれ剛性もアップした。

初代のフレームの基本構成をベースに、ホイールベースとキャスター角を変更。スイングアームの捻じれ剛性もアップした。

ストロークを2mm伸ばして排気量拡大。ピストン、バルブなど内部パーツも大幅に見直し、軽量化や抵抗低減を積み重ねパワーアップ。

画像: 左右2本出しレイアウトのマフラーは初代譲り。大容量サイレンサーの断面を逆三角形として、深いバンク角を確保している。

左右2本出しレイアウトのマフラーは初代譲り。大容量サイレンサーの断面を逆三角形として、深いバンク角を確保している。

画像: インナーチューブ径Φ43mmのKYB製倒立フォーク。2013年モデルでフロントブレーキキャリパーをブレンボ製に変更している。

インナーチューブ径Φ43mmのKYB製倒立フォーク。2013年モデルでフロントブレーキキャリパーをブレンボ製に変更している。

画像: 縦長の逆三角形ヘッドライトと左右のラムエアダクトが特徴のフロントマスク。初代の基本デザインを巧みにリファイン。

縦長の逆三角形ヘッドライトと左右のラムエアダクトが特徴のフロントマスク。初代の基本デザインを巧みにリファイン。

スズキ「ハヤブサ1300」主なスペック

2014年・国内仕様のスペック

全長×全幅×全高2190×735×1165mm
ホイールベース1480mm
最低地上高120mm
シート高805mm
車両重量266kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量1339cc
ボア×ストローク81×65mm
圧縮比12.5
最高出力197PS/9500rpm
最大トルク15.8㎏-m/7200rpm
燃料タンク容量21L
変速機形式6速リターン
キャスター角23°25′
トレール量93mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
当時価格156万4500円(2014年国内仕様)

※この記事は月刊『オートバイ』2021年7月号の特集から一部抜粋し、再構成して掲載しています。当特集のスタッフ 文:太田安治、小松信夫、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、稲田浩章、小見哲彦、小平 寛、鶴見 健、冨樫秀明、栃内隆吉、西田 格、南 孝幸、松川 忍、盛長幸夫、森 浩輔、山口真利、永元秀和(月刊オートバイ誌)、玉井 充(月刊オートバイ誌)

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