パンアメリカと同系統の「レボリューションマックスT」エンジンを採用!
先行してエンジンのティーザー画像が発表されていたハーレーダビッドソンのニューモデル・スポーツスターSが昨日発表となり、日本仕様の価格、発売時期も発表になりました!
スポーツスターといえば、コンパクトな車体とクイックな走りで長年日本のライダーに愛されてきたシリーズですが、このスポーツスターSは、先にアドベンチャーモデルの「パンアメリカ」で発表されたものと同系統の、水冷DOHC・1252ccVツインの「レボリューションマックス1250T」エンジンを採用しているのが特徴です。
可変バルブタイミング機構のVVTを採用するこの新世代ユニットは、このスポーツスターS向けに仕様変更が施されており、小径のバルブや燃焼室形状の変更などで低中域のトルクを増強。加えてピストン形状やカムプロフィール、吸気系なども変更されており、より扱いやすい、トルキーな仕様となっています。ちなみに、日本仕様では発表されていませんが、米国仕様のパワーは121HP。日本仕様の最大トルクは125Nm(約12.7kg-m)となっています。
ボディカラーは全3色、スタイルはパワフルなものに変身
低く構えた精悍なスタイリングは、シート高755mmというロースタイル。前17インチ、後ろ16インチホイールを採用し、タイヤは迫力あるファットなものを装着しています。トラッカースタイルのサイドだしマフラーや、極限までチョップしたボバー風のテールなど、ツボを押さえたフォルムは日本でも大いに人気となりそうです。ボディカラーは全部で3色が用意されます。
緊急投票!スポーツスターS・アナタの好きなカラーはどれ?
投票後に集計結果をご覧いただけます。
先進の電子制御テクノロジーも満載!
そしてこのスポーツスターS、新世代モデルにふさわしく、ハーレーが誇る先進の電子制御テクノロジーをふんだんに搭載しています!
6軸のIMUを装備することで、コーナリングABS、トラクションコントロール、過度のエンジンブレーキによる後輪スリップを抑制するコーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロールシステムなどを導入。メーターはクラシカルな丸形ケースではありますが、中身はご覧のようなタッチパネル式カラーTFT。ライディングモードも、スポーツ、ロード、レイン、カスタムが用意されています。
なんと、7月18日限定で、バイカーズパラダイスに実車が登場!
大ヒットの予感がするこのスポーツスターSは、7月14日から全国の正規ディーラーで予約を開始、価格は185万8000円~(税込)となっています。
そしてそして! なんと、日本仕様のプロトタイプを、7月18日(日)に、現在「Harley Month」イベントを開催中の南箱根「バイカーズパラダイス」に特別展示することが決定! いち早く実車を見たい、というひとは、足を運んでみてください!
気になる新型スポーツスターSの詳細は、本誌「月刊オートバイ」9月号でじっくりお見せしますので、そちらもお楽しみに! 続報が入り次第お伝えしますので、楽しみにしていてくださいね!
スポーツスターS 主なスペック・価格
全長 2270mm
ホイールベース 1520mm
シート高 755mm
車両重量 228kg
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量 1252cc
圧縮比 12.1
最高出力 NA
最大トルク 12.7kg-m/6000rpm
燃料タンク容量 11.8L
変速機形式 6速リターン
トレール量 148mm
タイヤサイズ(前・後) 160/70TR17・180/70R16
ブレーキ形式(前・後) ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格
185万8000円(ビビットブラック、税込)
188万7700円(ストーンウォッシュドホワイト、ミッドナイトクリムゾン、税込)