ヤマハ新型MT-07が登場した。新型MT-09同様、モノアイ風の大胆なフロントマスクを採用したインパクトあるフォルムが特徴的だが、気軽に楽しめる等身大スポーツというキャラは継承。ライバルと見比べながらその魅力を見ていこう。
文:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸、森 浩輔
文:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸、森 浩輔
ヤマハ「MT-07」・ホンダ「CB650R」・カワサキ「Z650」・スズキ「SV650」|足まわりチェック
ヤマハ「MT-07 ABS」
今回からフロントディスクを大径化、リアもMT-09と同じものを採用し、制動力が引き上げられた。タイヤはミシュランのロード5。
ホンダ「CB650R」
ショーワ製のSFF-BP倒立フォークに310mm径ローター、ラジアルマウントキャリパーと装備は豪華。リアサスは直押し式だ。
カワサキ「Z650」
フロントキャリパーは2ポットだが、ディスクは放熱性に優れたペータルディスク。SVともども、リアタイヤは160サイズだ。
スズキ「SV650 ABS」
2018年からフロントブレーキキャリパーがピンスライド2ポットから対向4ポットに変更され、制動力が高まった。
ヤマハ「MT-07」・ホンダ「CB650R」・カワサキ「Z650」・スズキ「SV650」|メーターチェック
ヤマハ「MT-07 ABS」
ハンドルセンターにマウントされるデジタルメーターは細長いレイアウトだが、表示部も十分大きく、視認性にも優れたもの。
ホンダ「CB650」
4車中唯一、トラコンであるHSTCを装備する。今回のMCで表示される文字もより大きなサイズとなり、視認性も高められた。
カワサキ「Z650」
4.3インチのカラーTFTメーターは、専用アプリを介したスマホコネクト機能つき。現時点で4車中最先端のメーターだろう。
スズキ「SV650 ABS」
GSX-S1000/750と同タイプの液晶デジタルメーター。オーソドックスだが視認性はよく、ギアポジション表示など機能も十分。