「バイクの電源が足りない」と思っている人、必見。キジマの新製品がその悩みを解決してくれるはずだ。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

キジマ「アクセサリーパワーユニット」テスト&レポート

画像: KIJIMA アクセサリーパワーユニット 【適合】DC12V車 【電流】合計20A(最大) 7.5A(定格)×2系統・5A(定格)×1系統(実使用上の推奨電流は 4.0A×2系統・2.5A×1系統です) 【付属品】ユニット本体×1・エレクトロタップ×1・両面テープ×1・結束バンド×2・リリース式結束バンド×2・Φ4.0ギボシ端子(CA/CB104) 【本体サイズ】42mm×31mm×25mm 【ハーネス長】電源用:約1300mm・出力用:約280mm 【税込価格】2,530円

KIJIMA アクセサリーパワーユニット

【適合】DC12V車
【電流】合計20A(最大) 7.5A(定格)×2系統・5A(定格)×1系統(実使用上の推奨電流は 4.0A×2系統・2.5A×1系統です)
【付属品】ユニット本体×1・エレクトロタップ×1・両面テープ×1・結束バンド×2・リリース式結束バンド×2・Φ4.0ギボシ端子(CA/CB104)
【本体サイズ】42mm×31mm×25mm
【ハーネス長】電源用:約1300mm・出力用:約280mm
【税込価格】2,530円

複数の電気系アクセサリー電源を簡単確保

スマホ用USB電源、ドラレコ、ETC、グリップヒーターなど、電気系アクセサリーの装着率は増加する一方。対して車両側のアクセサリー用電源はひとつか2つあればいいほう。足りない分は純正の配線に割り込ませたり、カプラーを加工して電源を取ることになるが、配線を物理的に痛めるし、ECUがエラー信号を出すこともある。

キジマの新製品は車体側バッテリーの+/-端子とアクセサリー電源の3箇所に接続することで3系統の電源を取り出せるアイテム。メインスイッチに連動するので接続した機器の電源を切り忘れてバッテリー上がりを起こす心配もない。

本体ユニットは42mm×26mm×32mmと実にコンパクトなうえに防水仕様。シート下やサイドカバー内に収めやすく、それらの場所に空きスペースがなければフレームに装着できることも他にない特徴となっている。

取り出せる合計最大電流は20Aで、出力端子は7.5Aが2系統と5Aが1系統の合計3系統。7.5Aはグリップヒーターや電熱ウエアの電源に使えるし、5AはUSB急速充電器を2個接続しても余裕がある。

さらに過電流保護回路の内蔵でショートやサージ、設定容量以上の電流が流れると一時的に電流を遮断して車両側の電送系統と接続デバイスを守ってくれるのも安心。複数デバイス装着の必須アイテムといえよう。


画像: 本体はメーターの裏側やフレームなどにも固定できる。サーミスタを使っているので、エンジンの熱をダイレクトに受ける場所には装着しないこと。

本体はメーターの裏側やフレームなどにも固定できる。サーミスタを使っているので、エンジンの熱をダイレクトに受ける場所には装着しないこと。

画像: 出力端子は3系統。接続デバイス側の電源ケーブルにギボシ端子を取り付けてから接続するので、取り付け作業には電工ペンチが必要になる。

出力端子は3系統。接続デバイス側の電源ケーブルにギボシ端子を取り付けてから接続するので、取り付け作業には電工ペンチが必要になる。

画像: 本体は高さ42mm×幅32mm×厚さ26mmと小さくまとめられている。タイラップなどで固定しやすいよう、本体右側にフックが付けられているのが親切だ。

本体は高さ42mm×幅32mm×厚さ26mmと小さくまとめられている。タイラップなどで固定しやすいよう、本体右側にフックが付けられているのが親切だ。

画像: 車載バッテリーから簡単にアクセサリー電源を増設できる優れもの|キジマ「アクセサリーパワーユニット」の特徴を解説

太田安治の欲張りリクエスト

質実剛健な構成で装着しやすく、価格も抑えられているのが好印象。ETC、USB、ドラレコ、グリップヒーターなど、複数のデバイスを装着するユーザーが増えているので、5系統タイプもあると嬉しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

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