バイク用のスマホホルダーによって、大事なスマホが故障してしまうという現象が少し前から問題視されている。現在古いタイプのスマホホルダーを使っている人にはぜひ知っておいてほしい、振動対策製品を紹介する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

SPコネクト「スマートフォンホルダー/アンチバイブレーションモジュール」

画像: SP CONNECT アンチバイブレーションモジュール 税込価格 アンチバイブレーションモジュール(ブラック):3,949円 アンチバイブレーションモジュール(クロームメッキ):4,609円 モトステムマウント:9,350円 フォンケース:4,620円

SP CONNECT アンチバイブレーションモジュール

税込価格
アンチバイブレーションモジュール(ブラック):3,949円
アンチバイブレーションモジュール(クロームメッキ):4,609円
モトステムマウント:9,350円
フォンケース:4,620円

スマホトラブルを抑止するアンチバイブレーションユニットが新登場

スマホマウントの不安要素は脱落と振動に起因する端末内部の故障。とりわけ最新スマホのカメラはピント合わせに繊細なメカニズムを採用しているため、衝撃を受けるとレンズ駆動部が故障してピントが合わなくなる事例が多く報告されている。

この問題にいち早く対応したのが高品質なマウントシステムで世界的に高く評価されているSPコネクト社。同社マウントシステムのベース部分に振動軽減ラバーを入れてスマホに伝わる振動を最大60%まで軽減する『アンチバイブレーションモジュール』がオプションパーツとして用意されたのだ。既存モトマウントのフォンケース取り付け部分と交換する作業時間は1分ほどでしかない。

防振効果は見た目以上に大きく、特に路面ギャップ通過時の衝撃吸収性に優れている。ラバーを介することでスマホ全体がブルブル揺れるのでは? と心配したが、走行中に気になる揺れは出なかった。このあたりはスマホの重量と防振ラバーの大きさ、硬さのバランスを入念に試して作り込んだのだろう。

360度(6度刻み)回転する機構で画面を見やすい位置に調整できるのも便利だし、90度ひねるだけで素早く着脱でき、高いホールド性を発揮するSPコネクト製品の魅力はそのままだから、特にカメラトラブルの報告例が多いiPhone10以降の端末ユーザーにお勧めする。


画像: ギャラクシーノート9用フォンケース+モトステムマウント+アンチバイブレーションモジュールの組み合わせでテスト。この組合せで税込価格は17919円。

ギャラクシーノート9用フォンケース+モトステムマウント+アンチバイブレーションモジュールの組み合わせでテスト。この組合せで税込価格は17919円。

画像: スタンダードの外径φ34mmに対し、右側のアンチバイブレーションモジュールはφ50mm。防振ラバーが入っているため厚みも増している。

スタンダードの外径φ34mmに対し、右側のアンチバイブレーションモジュールはφ50mm。防振ラバーが入っているため厚みも増している。

画像: セパレートハンドル車にはステムホールに差し込むマウントがお勧め。スクリーン付き車なら雨や走行風の影響も受けにくい。

セパレートハンドル車にはステムホールに差し込むマウントがお勧め。スクリーン付き車なら雨や走行風の影響も受けにくい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

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