① トライアンフ「スピードトリプル1200RR」
アッパーカウルに丸目一灯、新たなシリーズ最高峰モデル
《詳細発表予定日時:2021年9月14日20時》
ストリートファイタースタイルが印象的なトライアンフのビッグネイキッドが「スピードトリプル」シリーズ。すでに2021年モデルでフルモデルチェンジした「スピードトリプル1200RS」が登場し、1160ccとなり30PSパワーアップした水冷並列3気筒エンジン、大幅に軽量化された車体、最新の電子制御デバイス群により大幅に向上したパフォーマンスと、さらに洗練されたスタイリングで高く評価されている。
今回登場が予告された「スピードトリプル1200RR」は、ピュアに走りを追求したシリーズの上級バージョンという位置付けだろう。
ティザー動画を見る限り、「スピードトリプル1200RR」はコンパクトなアッパーカウルを装備している。スピードトリプルを名乗る以上フルカウルではないだろう。そこに大径の丸形ヘッドライトを組み合わせてロケットカウル的な雰囲気を演出。
しかし、ライトの両脇には吸気口らしきものがあるなど、レトロさと現代的なディテールを合体させた個性的なスタイルのようだ。ライダーのポジションから見るとハンドル位置がかなり低く、バーハンドルであるRSとは異なり、セパレートハンドルを採用しているのだろう。テールカウルもシングルシート風に見えるなど、スポーティさをアピールする造りのようだ。
② トライアンフ「タイガースポーツ660」
トライデント660の3気筒エンジンを用いたアドベンチャーモデル
《詳細発表予定月:2021年10月》
豊富なラインナップが揃うトライアンフのアドベンチャースポーツ「タイガー」シリーズに、新たに加わる予定のミドルサイズのベーシックモデルが「タイガースポーツ660」だ。
2021年10月に正式発表されるというこのモデル、現時点で公開されている画像などから想像すると、2021年モデルで新登場したスタンダードなミドルロードスターの「トライデント660」の派生モデルということだろう。
3気筒エンジンはトライデントと共通に見えるし、フレームなど車体には違う部分はあるが共通点も多く、基本的な構造を同じくしているようだ。トライデントはバランスの良さに加え、コストパフォーマンスの高さでも評価されていただけに、「タイガースポーツ660」にも注目が集まるだろう。
③ トライアンフ 新型「タイガー1200」
大幅な軽量化を実現? オフロードの走破性向上にも期待
《詳細発表月:2021年12月》
「タイガー」シリーズのフラッグシップモデルである、ハードなツーリングのための大排気量アドベンチャー「タイガー1200」も、新型の開発が最終段階に来ていると発表されている。
その改良ポイントは多岐にわたり、ライバルたちに比べて大幅に軽量化されているのをはじめ、3気筒エンジンのメリットと新しくなった車体などにより、排気量を感じさせず、道も選ばない俊敏な走りと扱いやすさ、そして優れたハンドリングを実現して、「タイガー1200」の世界を大きく拡大しているという。
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まとめ:小松信夫