去る2021年9月8日、北米向けスズキGSX-Rシリーズ各車、1000・750・600の2022年モデルが発表されている。各モデルともに、メカニズムやスペック的には2021年モデルからの変更はなく、カラーリングのみの変更だ。

スズキ「GSX-R1000R」「GSX-R1000RZ」「GSX-R1000」北米仕様・2022年モデル

画像: GSX-R1000R/マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト(左)・GSX-R1000R/グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック(右)

GSX-R1000R/マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト(左)・GSX-R1000R/グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック(右)

「GSX-R1000R」は3色をラインナップ。純粋な意味での新色は「マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト」のみ。「グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック」は継続販売。

画像: GSX-R1000RZ/メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー

GSX-R1000RZ/メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー

「メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー」は、前年も販売されていたが、グラフィックのデザインが変更されている。ただしイメージは大きく変わらない。また、このカラーに限って、車名が「GSX-R1000RZ」となった。

画像: GSX-R1000/メタリックマットブラックNo.2×マットメカニカルグレー

GSX-R1000/メタリックマットブラックNo.2×マットメカニカルグレー

画像: GSX-R1000/メタリックマットブラックNo.2

GSX-R1000/メタリックマットブラックNo.2

また、日本では販売されていない末尾の〝R〟が付かないスタンダードな「GSX-R1000」の2022年モデルは、新色の「メタリックマットブラックNo.2×マットメカニカルグレー」が追加され、「メタリックマットブラックNo.2」もグラフィックなどが変更された。

スズキ「GSX-R1000R」「GSX-R1000RZ」「GSX-R1000」の主なスペック

全長×全幅×全高2075×705×1145mm
ホイールベース1420mm
シート高825mm
車両重量202kg/201kg(GSX-R1000)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量999.8cc
ボア×ストローク76×55.1mm
圧縮比13.2
燃料タンク容量16L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・ディスク

スズキ「GSX-R750」「GSX-R750Z」北米仕様・2022年モデル

画像: GSX-R750/マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト

GSX-R750/マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト

日本では逆輸入車も手に入りづらくなり、なじみが薄い「GSX-R750」も北米向けでは健在。2022年モデルの新色は、1000Rにも採用されていたものと同様な「マットメカニカルグレー×パールブリリアントホワイト」。ただしグラフィックなどは大きく異なる。

画像: GSX-R750/グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック

GSX-R750/グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック

画像: GSX-R750Z/メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー

GSX-R750Z/メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー

もう1色、「グラスブレーズオレンジ×グラススパークルブラック」もラインナップ。昨年に追加されたスズキの創業100周年記念カラーの「メタリックトリトンブルー×メタリックミスティックシルバー」は、そのままレギュラー設定に。1000Rと同様、このカラーだけ「GSX-R750Z」となる。

スズキ「GSX-R750」「GSX-R750Z」の主なスペック

全長×全幅×全高2030×710×NAmm
ホイールベース1390mm
シート高810mm
車両重量190kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量750cc
ボア×ストローク70×48.7mm
圧縮比12.5
燃料タンク容量17L/16L(CA model)
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・ディスク

スズキ「GSX-R600」「GSX-R600Z」北米仕様・2022年モデル

画像: GSX-R600

GSX-R600

「GSX-R750」と車体の構成と、エンジンの基本設計を同じくする弟分で、これも日本には逆輸入されなくなった「GSX-R600」の2022年モデルは、カラーリングの設定が2022年モデルの「GSX-R750」と共通。

一見すると750と600の区別が付かないが、テールカウルに小さく入る排気量の表示に加え、倒立フロントフォークのアウターチューブが黒いのが600、ゴールドなのが750というのが識別ポイントだ。

スズキ「GSX-R600」「GSX-R600Z」の主なスペック

全長×全幅×全高2030×710×NAmm
ホイールベース1385mm
シート高810mm
車両重量187kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量599cc
ボア×ストローク67×42.5mm
圧縮比12.9
燃料タンク容量17L/16L(CA model)
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・ディスク

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