デイトナインナープロテクターのラインナップ
デイトナから登場したインナープロテクターシリーズ。
なにが良いって、安全性を確保しつつ、上に好きな服を着ることでファッション性も自由自在なのよね。一見すると普通の服、実はがっちり守られてる、ってワケ。
プロテクター性能は世界的な基準であるCE規格なので、防御力もお墨付き。
で、そんなインナプープロテクターシリーズに、耐切創生地を使用したモデルの「HPPE耐切創インナープロテクター」が登場。ちなみに、切創とは刃物による切り傷のことね。
もちろんwebオートバイでも色んな記事が出てるよ。
ちなみに、同じく耐切創生地を使用したグローブも登場してる。強そう。
HBP-018 HPPE 耐切創インナープロテクターに、待望のブラックが登場。
でね、上記を見ててこう思った人、いるんじゃない。
「耐切創は良いけど、インナーだし真っ黒が良いな」と。
そこで登場、ブラックモデル。
ぱっと見、ストレッチと区別付かないけど、耐切創生地により、ディフェンス力はさらにアップだぞ。
この縦縞っぽい繊維が耐切創生地部分。ストレッチ生地と耐切創生地で構成されているんだけど、どちらもストレッチ性アリ。
ストレッチ生地部分はこんな質感。
インナーだけあって、意外と目立たない。
でも肩や肘のプロテクターで、腕周りはそれなりにゴツくなるよ。
装着してSSTRに参加。600kmほど試してみたよ。
で、スペックだけではアレなので、実際に装着してSSTRに参加。往復600km以上走ってみたよ。
フィット感が良いせいか、一度着てしまえば違和感なし。走り始めはパーカーの下に着てたんだけど、割と気温が高かったので、途中からインナープロテクター+Tシャツにしてみた。
ブラックなので、主張しすぎることがなくて重ね着しやすいのよね。
走行中にずれることもないし、快適。通気性については、見た目ほど暑苦しくない。メッシュくらいのイメージで良いかも。で、山間部に入って一気に温度が下がると、腕が妙に寒い。でも、胴体は全然寒くない。
思うに、インナープロテクターのみな腕部分は通気性が良くて熱を持ってかれるけど、Tシャツでカバーされると通気性のある生地が空気を保持して保温してるんじゃないかな。
なので、肌寒い季節は、防風性とか断熱素材のジャケットを一枚上にはおるだけでかなり体感温度が変わってきそう。
耐切創生地がどれくらい強いか検証してみた
耐切創っていわれると、どれくらい強いのか試したくなっちゃうのよね。
ハギレを貰って色んな刃物で試してみたよ。
デイトナによるオウンドメディア「デイトナ! ライド ア バイク!!」でも耐切創の強さを検証してたよ。
というわけで、予想以上に頑強でした。
このシリーズでパンツとかツナギがあれば、スタントマン御用達になりそうね。
レポート:若林浩志