まとめ:オートバイ編集部
第3位
ヤマハ「MT-07 ABS」
本来の魅力を磨いてパフォーマンスを向上
今年モデルチェンジしてさらに魅力を増したミドルネイキッド・MT-07。
ヤマハのネイキッドスポーツ・MTシリーズのスタンダードモデルであるMT-07は、スリムで軽量なボディを活かした優れたハンドリングと、270度クランクを採用した、トルクフルなCP2水冷並列2気筒エンジンによる活発な動力性能が、バランスよく調和したモデルとして高く評価されてきた。
新型MT-07は従来モデルの魅力はそのままに、ハンドルやタンク形状の変更によるポジション設定の見直しや、排ガス規制対応を施したエンジン、新デザインのスタイルなどにより魅力的に進化。これらも当ランキングの投票結果に影響したと思われる。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2085×780×1105mm |
ホイールベース | 1400mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 184kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 688cc |
ボア×ストローク | 80.0×68.5mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 54kW(73PS)/8750rpm |
最大トルク | 67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24°50′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 81万4000円(消費税10%込) |
第2位
スズキ「Vストローム650 ABS / XT ABS」
たゆまぬ改良と熟成で一級品のアドベンへ進化
昨年の当ランキングでは、トップ10圏外だったミドルアドベンチャー・Vストローム650XTがいきなりの2位にランクインしてみせた。
2004年から生産され、ヨーロッパでは人気となっていたVストローム650が国内販売されるようになったのが2013年。絶妙なサイズによる軽快な走りと、長年熟成されたツアラーとしての使い勝手の良さから注目され、2014年にはスポークホイールを装着した上級版のXTが登場。
2017年のモデルチェンジでは兄貴分の1000と共通イメージのスタイルとなり、悪条件な路面でも安心感を高めるトラクションコントロールも装備。さらにオールラウンドなモデルに発展した。幅広い層のライダーに愛される、息の長いロングセラー機種だ。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2275×910×1405mm |
ホイールベース | 1560mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 215kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 645cc |
ボア×ストローク | 81.0×62.6mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 51kW(69PS)/8800rpm |
最大トルク | 61N・m(6.2kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26゜ |
トレール量 | 110mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | |
Vストローム650 ABS | 92万4000円(消費税10%込) |
Vストローム650XT ABS | 96万8000円(消費税10%込) |