ノーマルのリアフェンダーをそのまま残すスタイリングのトライクは、左右リアタイヤに独立したフェンダーがセットされる。スタイリングを大きく変化させるボディカバーなどは採用せず、極めてシンプルに仕上げたトライクとなる。
文：山口銀次郎／写真：柴田直行
文：山口銀次郎／写真：柴田直行
サクマエンジニアリング「ハーレーダビッドソンFXST サイクルフェンダートライク」注目ポイント
ハンドルに設置されたシフトスイッチのみで切り替えが可能なリバースZ（バックギアシステム）。前進ギアと後退ギアが同時に噛み合うことがない、簡単操作なシステムとなっている。
複雑な構造でいたずらに重量増加を招くサスペンション構造を採用せず、サクマエンジニアリング独自の懸架システムを採用する。オートバイの軽快さをスポイルしない造りといえる。
自在継手を使用しないオリジナルのハブシスムは、かなりの薄型仕様となっている。ブレーキシスムはディスク＆キャリパー共にスタンダードのものをそのままの位置で使用する。
ベース車両： 2008Harely-Davidson FXST
トライク：サクマエンジニアリング／ハーレーダビッドソンソフテイルトライクサイクルフェンダー
サイズ：全長×全幅：2500㎜×1550㎜
リアタイヤサイズ：245/50-16 EZステア使用
文：山口銀次郎／写真：柴田直行
